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ファミリーレストラン/12月既存店すかいらーく、ロイヤルホスト増

2019年01月25日 13:10 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した12月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく0.7%増、ロイヤルホールディングス2.0%増と前年同期を上回った。

一方、サイゼリヤ1.2%減、セブン&アイ・フードシステムズ0.5%減、ジョイフル6.5%減とダウンした。

<ファミリーレストラン イメージカット>
ファミリーレストラン

客数は、すかいらーく1.9%増、サイゼリヤ1.6%減、セブン&アイ・フードシステムズ4.4%減、ジョイフル7.1%減、ロイヤルホスト1.5%減とすかいらーくを除く4社が減少した。

客単価は、すかいらー1.1%減、サイゼリヤ0.4%増、セブン&アイ・フードシステムズ4.0%増、ジョイフル0.6%増、ロイヤルホスト3.5%増とすかいらーく以外の4社がプラスとなった。

■すかいらーく(2017年12月期:売上高3594億円)
既存店売上高は0.7%増、客数1.9%増、客単価1.1%減。全店売上高3.1%増。

前年12月と比較して祝日日数が1日多かったことにより若干のプラス影響(2018年は12月24日が振替休日となったもの)があった。

既存店売上高は、8月以降5カ月連続で前年を上回って推移。

2017年以降にオープンした新店売上高効果が想定通りに上積みされ、全店売上高は3.1%増加した。

2018年8月以降、デジタルマーケティングへのシフトを促進し、様々な媒体を駆使した販促活動を強化したことで客数が増加した。

ガストでは世界三大珍味の1つのトリュフを使用した「トリュフ放題」フェアを11月29日より開始した。

バーミヤンでは、三大中華街である「横浜」、「神戸」、「長崎」での人気中華料理をコンセプトにした「中華街物語」フェアを11月15日より開催中。

また、夢庵では12月6日から、「冬の煌めき~海鮮・牛たん・ご馳走うどん」フェアを実施し、 「かに三昧膳」や「牛たん御膳」の販売が好調に推移した。

夢庵と藍屋の宴会売上は、前年を上回って推移した。

12月度新規出店は3店(から好し1店、むさしの森珈琲1店、しゃぶ葉(台湾)1店)、2018年合計出店数は89店となった。店舗数合計3200店。

デリバリー売上は前年同月比9%増、テイクアウトは16%増と引き続き好調に推移した。

■サイゼリヤ(2018年9月期:売上高1540億円)
既存店売上高1.2%減、客数1.6%減、客単価0.4%増。店舗数1040店

全店売上高0.2%増、客数0.1%増、客単価0.1%増。店舗数1087店

12月は、売上高は、土日祝日の日数が前年同月よりも1日多かったことが、0.5%ポイント程度プラスに影響したとみている。

休業1店、2店が閉店した。

■セブン&アイ・フードシステムズ(2018年2月期:売上高801億円)
デニーズ
既存店売上高0.5%減、客数4.4%減、客単価4.0%増

全店売上高2.4%減

■ジョイフル(2017年12月期:売上高656億円)
既存店売上高6.5%減、客数7.1%減、客単価0.6%増

全店売上高7.2%減、客数7.7%減、客単価0.6%増

出店0、退店3、店舗数726店。

■ロイヤルホールディングス(2017年12月期:外食事業621億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高2.0%増、来客数1.5%減、客単価3.5%増

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