スーパーマーケット/9月の既存店売上、8カ月連続前年超え1.0%増

2020年10月21日 11:11 / 月次

オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会は10月21日、2020年9月実績速報版のスーパーマーケット販売統計調査を発表した(集計企業270社)。

総売上高は9226億5285万円(既存店前年同期比1.0%増)で、既存店は2月以降、8カ月連続で増加した。プラス幅は前月より縮小した。

うち食品合計は8382億869万円(2.3%増)、非食品611億8305万円(10.5%減)、その他232億6158万円(3.4%減)だった。

食品合計のうち、生鮮3部門合計は3251億7089万円(5.7%増)、内訳は、青果1378億7005万円(6.6%増)、水産795億7137万円(4.4%増)、畜産1077億2947万円(5.6%増)となった。

惣菜は935億1568万円(0.6%減)、日配は1840億17万円(2.9%増)、一般食品は2355億2195万円(1.5%減)だった。

前年9月の、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動で非食品や酒類を中心に厳しい結果となった。今年は酒類の新ジャンル・ワイン、タバコの税率引き上げがあったものの、大きなプラス要因とはなっていないようだ。

また、昨年9月に台風15号が関東地方に上陸し、買いだめ、備蓄品に特需があったことから、その反動もみられた。

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