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経産省/2月の商業動態統計、小売業は0.8%減の11兆5370億円

2022年03月31日 10:40 / 月次

経済産業省が3月30日に発表した2月の商業動態統計速報によると、商業販売額は44兆7320億円(前年同月比6.2%増)となった。

このうち卸売業は33兆1960億円(8.8%増)、小売業は11兆5370億円(0.8%減)だった。

<百貨店販売額・前年同月比増減率の推移>
百貨店販売額・前年同月比増減率の推移

百貨店・スーパーの販売額は1兆6770億円(3.0%増)で、百貨店は4163億円(14.5%増)、スーパーは1兆2607億円(0.3%減)となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、身の回り品が28.8%増、婦人・子供服・洋品が18.8%増、紳士服・洋品が18.4%増、その他の衣料品が2.3%増となったため、衣料品全体では21.3%増だった。飲食料品は6.9%増となった。

その他は、食堂・喫茶が31.6%増、その他の商品が12.6%増、家具が6.5%増、家庭用品が3.3%増、家庭用電気機械器具が13.6%減となったため、その他全体では12.0%増だった。

<スーパー販売額・前年同月比増減率の推移>
スーパー販売額・前年同月比増減率の推移

スーパーの衣料品は、その他の衣料品が8.2%減、身の回り品が7.3%減、婦人・子供服・洋品が3.3%減、紳士服・洋品が3.4%増となったため、衣料品全体では3.0%減となった。スーパーの主力商品である飲食料品は0.3%減だった。

その他は、家具が19.4%増、その他の商品が2.4%増、家庭用品が8.8%減、家庭用電気機械器具が5.6%減、食堂・喫茶が0.6%減となったため、その他全体では0.4%増となった。

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