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カジュアル衣料/7月既存店ユニクロ6.4%増、しまむら16.7%増、夏物好調

2022年08月26日 14:00 / 月次

カジュアル衣料4社の7月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ6.4%増、しまむら16.7%増、西松屋4.8%増、ハニーズ5.7%増となった。

<7月実績>

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 6.4%増 8.1%増
しまむら 16.7%増 16.1%増
西松屋 4.8%増 8.0%増
ハニーズ 5.7%増 5.7%増

■国内ユニクロ事業(2021年8月期:売上高8426億円)
既存店(707店)+Eコマースの売上高は6.4%増、客数6.3%減、客単価13.6%増
直営店(794店)+Eコマースの売上高は8.1%増、客数4.8%減、客単価13.6%増
出退店は、出店6店、退店1店だった。

7月は、気温が高く推移したことで、夏物商品を中心に好調な販売となり、既存店売上高は増収となった。

■しまむら事業(2022年2月期:売上高4401億円)
既存店売上は16.7%増
全店売上16.1%増、客数11.0%増、客単価4.6%増
出店1、退店0で月末店舗数1422店

7月度は、全国的に梅雨明けが早かったことで、アウター衣料、実用商品ともに夏物が売上を伸ばした。婦人アウターでは、トレンドのジレとTシャツのコーディネートやワンピース、ブラウスが好調だった。実用商品では「FIBER DRY」の婦人・紳士の肌着や寝具に加えて、サンダルや帽子が売れ筋となり、クールタオルなどのひんやりグッズやUV対策の日傘、アームカバーも好調だった。また、夏のイベント再開に伴い、水着や浴衣も売上を伸ばした。

■西松屋チェーン(2022年2月期:売上高1630億円)
既存店売上高4.8%増、客数2.7%増、客単価2.0%増
全店売上8.0%増、客数6.3%増、客単価1.6%増
出店1店、退店0店で、月末店舗数は1047店舗

7月は、気温の高い日が続き、夏物衣料や水遊び用品の売上高が前年を大きく上回った。加えて、保冷グッズなどの暑さ対策用品も売上高を大きく伸ばした。

■ハニーズ(2022年5月期:売上高476億円)
既存店売上高5.7%増、客数1.1%減、客単価6.9%増
直営店売上高5.7%増、客数1.2%減、客単価7.0%増
出店0、退店5、月末店舗数865店

7月は、上旬の梅雨明けに伴う気温の上昇で、夏物が好調に動いた。中旬以降は、大雨や新型コロナウイルス感染者数の増加により、客数が減少した影響で売上が伸び悩んだ。商品としては、カットソー、ブラウス、パンツが売れ筋となった。

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