三陽商会/8月は、台風で店舗休業もインバウンド好調で全社売上1%増
2024年09月20日 15:24 / 月次
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三陽商会(2024年2月期:売上高613億円)が9月4日に発表した8月店頭販売実績によると、8月単月の百貨店・直営店・アウトレット等リアル店舗の合計では前年比1%減、EC・通販は7%増、全社売上高は前年比1%増となった。
8月 | 全社 | 百貨店 | 直営店 | EC・通販 | アウトレット |
前年比 | 1%増 | 2%減 | 5%減 | 7%増 | 3%増 |
8月のアパレル市況は、台風による店舗休業の影響があったものの、引き続きインバウンド売上の押し上げ効果もあり、ラグジュアリーブランドを中心に堅調に推移した。
三陽商会では、百貨店、直営店はジャケット、シャツ、カットソーを中心とした盛夏商材のプロパー展開を強化する一方で、EC・通販やアウトレット店舗は、春夏物の最終消化に努めた。
リアル店舗では、最終週の台風の影響が大きく昨年を下回る進捗となったが、EC・通販の売上が好調で前年を上回った結果、全体売上としては、ほぼ前年横這いの推移となった。
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