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フェムテック最前線/ジェンダード・イノベーション徹底研究、6/27開催

2023年05月31日 10:00 / セミナー

マーケティング研究協会は6月27日、オンラインセミナー「フェムテックの最前線 ジェンダード・イノベーション徹底研究~女性消費者の心を掴む、商品企画・開発・販売戦略のポイント~」を開催する。

2021年頃から女性市場で「フェムテック」という言葉が大きく注目され、多くのメーカー・小売・卸などの多様な業態が「フェムテック事業」を開始し、市場への新規参入を始めている。セミナーでは、「フェムテック」市場のこれからと、既に先鋭的な企業が取組を始めている「フェムテック」の最前線の「ジェンダード・イノベーション」についての基本から、実際に自社商品に落とし込むための考え方について解説する。

そもそもジェンダード・イノベーションとは、科学・技術・政策など、幅広い分野において性差分析を取り込むことで新しい視点を見出し、イノベーションを創出することを意味する。特に、健康状態に直結しやすいヘルスケア領域においては今後重要とされてくる考え方となる。これまで、性差分析により注目されてこなかった女性特有/男性特有の健康問題・悩み・ニーズをより正確に捉えたソリューション開発につなげられることが期待されている。

既に、先鋭的な企業では「ジェンダード・イノベーション」視点でのマーケティング・販売戦略を進めており、新しい市場への参入を始めている。これからの自社のマーケティング・販売戦略を考える担当者にとって、考えるべき重要な要素の一つでもある。

セミナーでは、女性ヘルスケア市場の最新トレンドとこれからの市場動向の予測、海外・国内の先進的企業による女性ヘルスケア製品の最新事例など、女性市場全体の最新情報や女性消費者の心をつかむための「デザイン+ワーディング」の具体的な活用事例と考え方を解説する。また、よくある女性市場に向けた商品の失敗の原因と、そのための対策についても事例をもとに伝える。

自社に活かせる具体的な商品・施策情報などを集めている人、先進的な企業の事例から自社の取り組みを見直したい人、女性消費者に向けたヘルスケア商品が成果につながらない原因と対策を知りたい人、女性市場に新規参入するために、市場全体の最新情報が知りたい人に役立つヒントを提供する。

■開催概要
日時:6月27日(火)13:00~16:00
会場:ZOOM社ウェビナーを使用したWEBセミナー
受講料:1名24,750円(税込)
※セミナーはテキストを送付

■詳細・申込
https://www.marken.co.jp/seminar/006376post_88.php

■講師
阿部 エリナ
ウーマンズ 代表取締役
女性ヘルスケア市場専門のシンクタンクカンパニーとして10年以上にわたり、業界動向分析/生活者分析を基礎業務として行う。 事業内容は女性ヘルスケア市場に特化した「コンサルティング」「ビジネスメディア運営(”https://womanslabo.com/)」「イベント企画」。2021年3月に立ち上げたイベント事業では多数の企業とタイアップイベントを実施。朝日新聞社/大丸松坂屋百貨店/蔦屋書店/イオンモール等、実績多数。2024年2月に東京ビッグサイトにて、女性特有・男性特有の健康課題を解決するソリューションが集結するEXPOを開催する予定(主催:健康博覧会/企画:ウーマンズ)。女性ヘルスケア市場に関する講演登壇、メディア掲載実績多数。

■プログラム
1.フェムテック市場の現状/最新動向/今後の予測
(1) 現状の整理と最新動向の紹介
(2) フェムテック商品を実際に購入するor関心を持つ女性消費者の属性は?
(3) 今後もフェムテック市場は拡大するのか?
・フェムテックに取り組む企業の売上・参入状況
・フェムテックの顕在化してきた課題とは?
~一部企業はすでに対策を開始~
(4) 先進的なメーカーの変化
~『フェムテック』から『ジェンダード・イノベーション』へ~

2.ヘルスケア業界の新潮流 『ジェンダード・イノベーション』とは?
(1)ジェンダード・イノベーションとは?
(2)ジェンダード・イノベーションへの企業の参入状況・参入意欲は?
(3)女性消費者のニーズ充足度は?

3.『ジェンダード・イノベーション』を企画・開発に落とし込む
(1)代表的な企業各社の『ジェンダード・イノベーション』の取り組み事例 ~最新事例から解説~
(2)ジェンダード・イノベーション発想で商品を企画・開発するポイント
(3)【ワーク】自社の既存リソースを活用して、ジェンダード・イノベーション発想の商品開発を検討する

4.これからの女性市場に向けた、女性消費者の心を掴むポイント
(1)企業各社に共通している販売戦略の課題
・よくある課題:購買行動促進の前に、行動変容を促す戦略の策定を見落としたまま、マーケティング設計を行う
(2)企業各社の販売施策事例~企業の取組紹介~
(3)販売戦略のポイント
~フェムテック商品特有?各社に共通する、販売戦略の施策が成果につながらない理由とは?~
・ターゲット女性が好む「デザイン+ワーディング」の力を活用する
(4)今後、どのような商品や販売施策が増えていく?
(5)女性消費者に、自社の取組や商品に共感してもらい購入してもらうには、どんな工夫が必要か?

5.社内で『ジェンダード・イノベーション』の取り組みを伝えるには?
(1)『ジェンダード・イノベーション』を推進するための「社内でよくある問題」への対策
・よくある問題:女性向け事業を若手女性マーケターに任せるものの、男性幹部たちは却下するなど

6.女性消費者の心をつかむ『ジェンダード・イノベーション』発想で、1番大事なこと

■問い合わせ
https://www.marken.co.jp/inquiry2/

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