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ホットランド/中東に築地銀だこ、銀のあんを展開

2016年06月20日 19:30 / 店舗海外経営

ホットランドは6月20日、中東に主要ブランドの「築地銀だこ」「銀のあん(クロワッサンたい焼)」を展開すると発表した。

UAEに本社を持つCipher Nippon Investment(シファーニッポン)との間で、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、オマーン、カタール、クウェートで構成する湾岸協力理事会国(GCC)諸国で、ブランドを展開する、マスターフランチャイズ契約を締結した。

官民ファンド「クールジャパン機構」は、中東ビジネスについての豊富な知見と幅広いネットワークを有するアラブ首長国連邦のシファーニッポンと強固なパートナーシップを組んでいる。

中東進出に意欲的で、中東の中間所得層や観光客をターゲットにし得る日系外食企業、化粧品や雑貨などを取り扱う小売企業の多店舗展開事業に取り組むため、シファーニッポンへの1000万AEDの出資を決定している。

シファーニッポンは、クールジャパン機構とCipher Investmentとの共同出資企業となり、日系外食・小売企業が中東での多店舗展開事業に取組むためのプラットフォームとなる。

クールジャパン機構は、今後、シファーニッポンを通じて、さまざまな日系外食・小売企業が中東エリアにおいてフランチャイズ形式などで展開するための支援をする。

支援の第1弾として、シファーニッポンがGCC(湾岸協力理事会)諸国におけるフランチャイザーとして、フランチャイズ権をサブ・ライセンスするマスターフランチャイズ契約を締結した。

経済成長が続くアラブ首長国連邦は外食市場のポテンシャルも高く、多様な国籍から成る中間所得層が多いことを背景に、欧米系の有名ファーストフードチェーンなども多数存在している。

他方、日系外食企業の進出はハラル対応や商習慣・法制度の違い等が障壁となり限定的で、進出には現地企業とのパートナーシップが不可欠となっているという。

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