綿半ホールディングスは9月29日、関東甲信越地域に14店のホームセンターを展開するJマートを買収すると発表した。
発行済株式の100%を1億3500万円で取得するもので、アドバイザリー費用5600万円を含めた株式取得額は1億9100万円。
Jマートは、お客の普段の暮らしに役立ち、生活をより豊かにする「生活向上ストア」を掲げ、インテリア、ガーデン、ペットなどに特色あるホームセンターを運営している。
店舗展開エリアは、長野のほか、山梨、東京、埼玉、神奈川、長野近郊であり、大都市圏への店舗網拡大につながる。
一方、綿半グループは、「絶え間なき暮らしの変革」をグループミッションにスーパーセンター事業、建設事業、貿易事業を営んでおり、スーパーセンター事業は、長野県17店、愛知県6店のスーパーセンター、ホームセンターなどを展開している。
インテリア、ガーデン、ペットなどの特色ある売場作りのノウハウの活用が期待できるとともに、商品の仕入原価低減、PB商品の相互供給によるお互いのシナジーが期待できるという。
2016年2月期のJマートの売上高は133億5700万円、営業利益1億5400万円、経常利益3500万円、当期利益3000万円だった。
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