新潟アルタ/競争激化で、2019年3月に営業終了
2018年08月09日 14:20 / 店舗
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ファッションビル「ALTA(アルタ)」などを運営する三越伊勢丹プロパティ・デザインは8月3日、新潟市の「新潟アルタ」を2019年3月下旬に閉店する予定だと発表した。
新潟アルタは2002年9月にオープンし約16年間、営業を続けてきた。売上高のピークは2009年だったが、2014年からは営業赤字が続いていた。
三越伊勢丹ホールディングスによると、「ヤングファッション市場全体が低迷していることに加え、ECや郊外のショッピングセンターとの競争も激化し収益性を確保するのが難しいと判断し、閉店を決定した」という。
新潟店の閉店により、アルタは、新宿、池袋サンシャインシティ、原宿の3店体制となる。
今後のアルタの方向性については、「ヤングファッションだけでなく、カルチャーやコト提案を含めた情報発信拠点として役割も付加することで、来店客をヤングだけでなく、大人の女性やカップルにも拡大していきたい」。
「街自体の来街者が大人に変化している新宿では、大人に向けたテナントを入れるリニューアルも行っている。今後も商圏の特性に合わせて、柔軟にテナントを選定していきたい」という。
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