銀座ライオン/川崎駅東口にファミリーも対象の実験店
2018年08月10日 15:35 / 店舗
サッポロライオンは8月13日、川崎駅東口駅前に「ビヤレストラン 銀座ライオン 川崎駅前店」をオープンする。
従来のサラリーマンを中心としたお客だけでなく、家族連れや女性客など、新たな客層を開拓するために、新しい取り組みと導入した実験店となる。
アルマーニ・エクスチェンジ川崎店跡地に出店するもので、店舗面積約284mに、用途で選べる2フロアタイプの店舗を出店する。
1階は一人から小グループで気軽に利用できる開放感のあるホールスペース、2階は、8人から最大40人まで利用できる完全個室の席を用意した。
2階の客席は移動式のパーティションで仕切れる構造を採用し、個室としても利用できる工夫をした。
客席数は140席で全席禁煙、喫煙ルームを設けた。平均予算は昼1000円、夜3500円を想定する。
川崎駅東口から徒歩4分のため、近隣住民やオフィスワーカー、川崎駅や商店街を利用する人が、気軽に立ち寄れる店舗を目指す。
「サッポロ生ビール黒ラベル」のほか、ヱビスシリーズ「ヱビスビール」「ヱビス プレミアムブラック」「ヱビス&ヱビス(ハーフ&ハーフ)」「琥珀ヱビス」、プレミアムビール「エーデルピルス」の6種類を提供する。
今回、いろんな種類を楽しめるように、従来の小グラスより一回り小さいサイズ「インペリアルグラス」を導入した。
サッポロライオンが展開するヱビスバーは、小グラスを中心とした展開で、1人平均で3~4杯程度の注文があり飲み比べを楽しむ人が多いこと受け、インペリアルグラスを試験導入する。
銀座ライオンは、これまでジョッキを中心に商品を提供していたが、1杯飲むと2杯目が飲めないといった声もあった。
川崎駅前店では、大ジョッキを廃止したほか、中ジョッキの容量も少なくした。内容量の変化に合わせて、より手頃な価格設定としており、お代わりを気軽に楽しめる店にしたいという。
例えば、黒ラベルではこれまでの小グラスは税別590円で提供しているが、インペリアルグラスは490円で提供する。ちょい飲みにもぴったりのサイズを、手頃な価格で提供する。
料理は、人気のビヤホールメニューのほか、一人や女性でも手軽に味わえるように、スモールサイズのスナックメニューも取りそろえた。
商店街が近く、食事を楽しむ人も増えていることから、食事メニューを豊富にした。人気ランチメニューのハンバーグや、パスタなどの食事メニューと、子ども向けのメインメニューが選べる「お子様ランチ」をグランドメニューに取り入れました。
休日も終日販売のホリデープレートを用意し、食事メニューを充実させた。世代を超えて利用できるような、ビールも食事も楽しめるビヤレストランをイメージした。
三宅祐一郎社長は、「時代が変化し、大部屋のビヤホールで大皿の料理をとりわけ大ジョッキでビールを飲むシーンが減っている。小さなグラスで少しずついろいろなビールを楽しみたいニーズが増えている。川崎駅周辺はオフィス街でもあり商店街もあるため、土日のファミリー客の来店も意識しフードメニューを強化した。時代の変化に合わせた新しい取り組みを取り入れた実験店であり、川崎駅前店の動向を踏まえて、新しい取り組みを既存店にも波及させていきたい」と語った。
店舗概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区駅前本町4-24
電話番号:044-230-0477
営業時間:平日11時30分~23時、土日祝22時閉店
店舗面積:約284m2
席数:140席(全席禁煙・喫煙ルーム有)
平均予算:昼1000円/夜3500円
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