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三井不動産/日本橋「コレド室町テラス」2019年秋開業、テナント30店

2018年10月15日 15:44 / 店舗

日本橋室町三丁目地区市街地再開発組合、三井不動産は、「日本橋室町三丁目地区第一種市街地再開発事業 A地区」にて建設中の建物の名称を「日本橋室町三井タワー」とし、商業施設「COREDO室町テラス」を2019年秋にオープンする。

<日本橋室町三井タワー>
日本橋室町三井タワー

「日本橋室町三井タワー」は、「日本橋再生計画」において、日本橋エリアの情報発信拠点となる最新の大規模複合ビル。敷地面積約1万1480m2、延床面積約16万8000m2、地上26階、地下3階建となっている。

複合用途で構成されており、地上5~25階にはオフィス(5~6階はオフィスロビー)、3階にはホール&カンファレンス、地下1階~地上2階には商業施設、地上1階には大規模な屋外広場空間を形成している。

<大屋根のある広場>
大屋根のある広場

約30店舗で構成される低層階の商業施設「COREDO室町テラス」(面積6000m2)には、メインテナントとして台湾より「誠品生活」が2階がワンフロア(約2870m2)全体に、2019年秋出店する。

<誠品生活(雑貨イメージ)>
誠品生活(雑貨イメージ)

「世界で最もクールな百貨店14」「アジアで最も優れた書店」に選ばれた「誠品」が手掛ける、日本第1号店舗が「誠品生活日本橋」となる。ライセンシーとして有隣堂が運営する。

<飲食ゾーンイメージ>
飲食ゾーンイメージ

「Books, and Everything in Between.」がコンセプトの「誠品生活」ならではの感性で、日本橋の歴史や最新の文化をミックスし、創造的で新しいライフスタイルを発信するプラットフォーム、幅広い世代のサードプレイスを目指す。

<誠品生活配置図>
誠品生活配置図

書籍にとどまらず、文具・雑貨、食物販、台湾ティーサロンなど飲食店、常設のガラス工房もあるワークショップスペースがあり、上質で文化の香りのする情報を発信する。

<石神裕之取締役常務執行役員>
石神裕之取締役常務執行役員

10月15日行われた「COREDO室町テラス」のメインテナント記者発表会で、三井不動産の石神裕之取締役常務執行役員は「日本橋に足りなかった滞在型サードプレイスとして、誠品生活を迎え、日本橋の主要ターゲット30~50代以外の若い世代も取り込みたい」。

<三井不動産斎藤裕・アーバン事業部長、石神取締役、マーシー・ウー誠品生活董事長、有隣堂の松信健太郎専務>
斎藤裕・アーバン事業部長、石神取締役、マーシー・ウー誠品生活董事長、有隣堂の松信健太郎専務

また「1500m2ある大屋根付きテラスでは、オリンピックなどのパブリックビューイングやマルシェなど、各テナントと連携し、新しいライフスタイルを提案していく」と説明した。

さらに、三井不動産株式会社と誠品生活股份有限公司は、合弁で日本における誠品生活のライセンス保有会社「誠品生活MF」を設立。今後も首都圏、大型商業施設に「誠品生活」の出店を計画している。

<地下1階に飲食店舗を集積>
地下1階に飲食店舗を集積

そのほか、地下1階には、ライブ感を重視したバラエティ豊かな飲食店舗を集積。1階には大屋根を配した広場からの賑わいをつなげる、集いと憩いの商業空間を創出する。

<1階は集いと憩いの商業空間>
1階は集いと憩いの商業空間

地下1階では、地下歩道を通じて、東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前」駅、JR横須賀線・総武快速線「新日本橋」駅に直結する。

<全体図>
全体図

■「日本橋室町三井タワー」(A地区)概要
延床面積:約16万8000m2(商業施設:約6000m2)
階数:地上26階 地下3階
最高高さ:約142m
<周辺地図>
周辺地図

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