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三井不動産/東京駅前再開発、商業施設に60店「ブルガリホテル」も

2018年12月03日 16:20 / 店舗

三井不動産は12月3日、東京駅前の「八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業」を着工したと発表した。

<八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業・商業施設>
八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業・商業施設

竣工は2022年8月末の予定となっている。

<ミクストユースの大規模複合再開発(A-1街区)>
A-1街区

八重洲エリアは東京駅に近接する唯一無二の交通結節点であり、現在3つのミクストユースの大規模複合再開発が進行している。

<バスターミナル 地下歩行者ネットワーク整備イメージ>
バスターミナル

同プロジェクトではその第一弾として、交通結節機能を更に強化するバスターミナル、日本初となる「ブルガリ ホテル 東京」、八重洲地下街と接続した商業施設、中央区立城東小学校や子育て支援施設を整備する。

<A-2街区>
A-2街区

また、オフィスはエリア最大級の基準階専有面積約4000m2のフロアプレートを実現し、ビジネス交流・サポート機能の整備に加え、ワーカー向けのソフトサービスも充実させる。

商業施設(地下1階~3階、約8500m2)は、隣接する八重洲地下街(ヤエチカ)と地下1階で接続、約60店舗が出店予定。

就業者・来街者・国内外観光者の交流と賑わいを創出し、東京の玄関口という立地を活かした発信力のある施設を目指す。

隣接する八重洲二丁目中地区竣工後には、地下1階および2階の2層で接続し、連携を図る。

40階~45階には、国際水準のサービス提供を行うブルガリ ホテルズ&リゾーツ日本初進出となる「ブルガリ ホテル 東京」の開業も決定、2022年末開業予定となっている。

<建物概要>
建物概要

外装デザインに、Pickard Chiltonを起用。同プロジェクトが面する外堀通りは、江戸城の外濠として水路であったという歴史から着想を得て、「Billowing Sail」をコンセプトに通過する船や帆をイメージし、東京駅前という立地に相応しい現代的で洗練された建物デザインとしている。

■八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都中央区八重洲二丁目地内 他
用途:(A-1 街区) 事務所、店舗、ホテル、小学校、バスターミナル、駐車場、(A-2街区)事務所、店舗、子育て支援施設、駐輪場、駐車場、住宅など
区域面積:約1.5ha
敷地面積:(A-1街区)1万2390m2 (A-2街区)1043m2(合計)1万3433m2
延床面積:(A-1街区)約28万3900m2 (A-2街区)約5850m2 (合計)約28万9750m2
階数:最高高さ(A-1 街区)地上45階地下4階ペントハウス2階/約240m
(A-2街区)地上7階地下2階ペントハウス1階/約41m
<周辺地図>
周辺地図

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