スシロー/「出前館」導入、デリバリー対応店舗44店に拡大
2019年05月22日 15:20 / 店舗
あきんどスシローは5月21日、回転すしチェーン「スシロー」の新たなデリバリーサービスとして「出前館」のサービスを開始した。
出前館では、東京3店、神奈川3店のデリバリーに対応する。
2017年6月から、一部店舗で「Uber Eats(ウーバーイーツ)」「楽天デリバリー」でのデリバリーサービスの導入を開始しており、出前館を加えて、9都道府県の44店でデリバリーサービスに対応している。
5月21日時点の日本国内店舗数は521店で、約8.4%がデリバリーサービスに対応した。
エリア別のデリバリー対応店舗数は、埼玉2、千葉3、東京17、神奈川9(うちスシローコノミ1)、愛知2、京都1、大阪6、兵庫1、福岡3となっている。
デリバリーサービスの対応エリアが重複している地域では、1店で複数のデリバリーサービスに対応している。
デリバリーサービス開始当初は、ウーバーイーツと楽天デリバリーでデリバリー専用商品の中身を変えていたが、5月21日からは、出前館を含めて、デリバリー専用商品を統一した。
スシローセット12種(1人前)税別834円、まぐろ三昧セット(3人前)3112円、特上セット12種(2人前)3408円などを提供する。
各フードデリバリーサービスでは、スマートフォンアプリやホームページなどから手軽に注文、決済ができるほか、自宅やオフィス、屋外など幅広い利用シーンに対応できる。
スシローがデリバリーサービスを導入して約2年になるが、対応エリア・店舗も徐々に拡大し、一定の数のお客が利用できる環境が整ってきている。
今後も、各デリバリーサービスのサービス対象エリアの拡大などに合わせて、デリバリーサービス対応店舗を拡大する予定だという。
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