ヨドバシカメラ/大阪駅北口「リンクス ウメダ」秋開業200店集積
2019年07月22日 17:10 / 店舗
ヨドバシホールディングスは7月19日、大阪駅北口に現在建設中の「ヨドバシ梅田タワー」内の商業施設名を「LINKS UMEDA」(リンクス ウメダ)に決定したと発表した。
ヨドバシ梅田タワーの敷地面積は約1万7200m2で、リンクス ウメダは、阪急梅田駅、グランフロント大阪と接続し、地下1階~地上8階の約5万7800m2に展開。今秋の開業を予定している。
2001年11月に開業した隣接する「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」はJR大阪駅、グランフロント大阪と接続し、地下2階~地上5階の約3万4100m2も展開している。
地上9~35階の上層階には、約4万1500m2に「ホテル阪急レスパイア大阪」を11月27日に開業する予定だ。
リンクス ウメダは、カメラ・家電量販店を展開するヨドバシホールディングスによる新たな企画の複合商業施設で、売場面積約5万7800m2を誇る、地下1階から地上8階の9フロア、約200店で構成する地域最大級の商業施設となる。
地下1階には、粋な飲み屋を集めた横丁と、うめきたエリア最大級のスーパーマーケットがオープンする。梅田の新名所・食のエンターテイメント空間を提供することで、多様な食があらゆる梅田人の胃袋を満たす、梅田最大級の食のメッカを目指す。
8階には、世界でコミュニティ型ワークスペースを運営するWeWorkがオープンする。ベンチャー企業から大企業まで多種多様な業種の方々がメンバーとして参加しており、WeWorkのグローバルコミュニティを通じて、お互いに刺激し合えるコラボレーション環境を提供する。
今回、商業施設と同じフロアにWeWorkをオープンするのは初めてで、訪れる人々のさらなるダイバーシティによる交流から、新しいアイディアやコラボレーションが生まれることを期待する。
平日は、コミュニティ型ワークスペースで仕事をして、昼はレストランでランチミーティングをする利用方法を提案。仕事帰りは仲間と横丁で一杯飲んで、終電間近まで過ごす。翌日の仕事で必要なものを買い忘れた場合も、ヨドバシカメラと一体となった「LINKS UMEDA」なら、ヨドバシ.comで注文すれば30分後には24時間窓口で受け取ってから帰宅できる。今までの梅田にはなかった普段づかいもできる商業施設として、「リンクスウメダ」だからこそ可能な利用方法を提案する。
約1100台の駐車場を完備することで、休日のファミリー層の来店にも対応する。パパは家電ウォッチとゴルフクラブの試し打ち、ママは同窓会に備えてエステ。家族みんなでランチを食べたあとは、大型キッズスペースで子どもたちが遊べ、帰りはスーパーで食材を買って帰宅といった利用にも対応する。
施設名称には、「ヨドバシカメラとLINKする」「ペデストリアンデッキで街とLINKする」「様々な目的を持つ家族や友人がLINKする」「コミュニティ型ワークスペースで新しいアイディアと出会いがLINKする」など、
たくさんの「LINK」が生まれる場所という意味を込めた。
ヨドバシカメラや地域のさまざまな場所とLINKして、お客の買い物・過ごし方を無限大に広げ、さらなる便利と楽しさを届ける気持ちを表現した。
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