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イオンモール/横浜市から28億円で「横浜インポートマート」株式取得

2019年07月22日 17:00 / 店舗

横浜市は7月16日、イオンモールに対して市が保有する「横浜インポートマート」の株式を譲渡すると発表した。イオンモールは8月中旬に、28億6646万8800円で株式を取得する予定だ。

<横浜ワールドポーターズのホームページ>
横浜ワールドポーターズのホームページ

横浜インポートマートは1995年、横浜市、神奈川県、OPA、三菱地所などが出資して設立された第3セクターで、商業施設「横浜インポートマート」を運営している。資本金は71億2900万円で、発行済株式総数は14万2580株。横浜市は、5万6800株を保有する筆頭株主となっている。

総賃貸面積のうち1万9000m2をOPAにサブリースし、OPAが「ワールドポーターズビブレ」を核店舗としたショッピングセンターを運営している。残りの賃貸面積1万8000m2は、横浜インポートマートが直接、テナントに賃貸している。

横浜市は、7月12日に公募型指名競争入札を行い、市が保有する横浜インポートマートの株式の譲渡予定者を最低売却価格28億4000万円で、公募していた。今後、イオンモールと株式譲渡契約を締結し、8月中に株式譲渡を実行する予定だ。

2018年2月期の売上高は27億9516万円、営業利益8億1242万円、経常利益8億3659万円、当期利益5億7647万円だった。

施設概要(全体)
所在地:横浜市中区新港2-2-1
敷地面積:2万82.77m2(国有地1万4682.99m2、市有地5399.78m2)
建築面積:1万7783.15m2 建ぺい率88.6%
延床面積:10万408m2 容積率400%
構造:SRC造+S造、S造
最高高さ:45m
階数:地下1階、地上11階、塔屋1階

マート
階数:地上8層、地下1階、塔屋1階
構造:SRC造+S造
延床面積:約7万2220m2
用途:卸・小売店舗、飲食店舗、シネマ、アミューズメント、
イベントホール、会議室、オフィス、物流関連施設

駐車場
階数:地上9階、10層(塔屋1階)
構造:S造
延床面積:約2万8188m2
駐車場:1000台

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