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スターバックス/「グランベリーパーク」にバリアフリー実験店

2019年11月07日 18:30 / 店舗

スターバックス コーヒー ジャパンは11月13日、東京都町田市に店内・バックヤードともにバリアフリーな店舗「スターバックス コーヒー 南町田グランベリーパーク店」をオープンする。11月7日関係者向け内覧会を開催した。

<スターバックス コーヒー 南町田グランベリーパーク店>
南町田グランベリーパーク店

スターバックスは、どの店舗においてもスターバックスが大切にする価値観の一つである「お互いに心から認め合い、誰もが自分の居場所と感じられるような文化」の実践を目指している。今回、幅広い世代にとって居心地の良い新たな時間の過ごし方を提案していきたいという「南町田グランベリーパーク」側との思いが重なり、誰にとっても心地よいインクルーシブな新店舗をオープンする。

高齢化対策や福祉に力を入れている町田市にオープンする新店舗で、ミドル・シニアの活躍を取り込む軽作業・時短の「カフェ アテンダント」制度の拡充、車いす利用者でも働きやすいレイアウトなどの実証実験を行い、今後の店舗づくりに活かす。

<車いすのキャスターやひざの入るスペース>
ひざの入るスペース

同社では、「町田市とは認知症の理解の拡大を促進するDカフェなどイベントで協働しており、今回の新店舗では76歳のシニアスタッフに入ってもらうことができた。カフェ アテンダントはシニアだけが対象ではないが、同制度を使って、ミドル・シニアの活力も取り込みたい。店では、車いすでも勤務しやすいよう段差がなく、移動に必要な幅を確保。カウンターの一部に車いすのキャスターやひざの入るスペースも設けた」と説明した。

<シニアスタッフの活力を取り込む>
シニアスタッフの活力を取り込む

「カフェ アテンダント制度」とは、バリスタ業務の内容を絞り込むことで短時間勤務の働き方を可能にする仕組みで、2016年開始し、現在170人が利用している。「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」などで同制度を導入し、
幅広い年代が働いている。

<オケージョナルスペース>
オケージョナルスペース

客席は、お客と地域を繋げるコミュニティハブを目指し、小さな子ども連れのファミリーも自由に過ごしせるオケージョナルスペース、車いす、ベビーカーでの移動もしやすいレイアウトを採用した。

<ワゴンスペース>
ワゴンスペース

また、マルシェ風のワゴンスペースでは、様々なコーヒーの提案を行う。

2020年1月から、平日7時~21時でオンライン座席予約システムも導入する予定だ。

<グランベリーパークに出店>
グランベリーパークに出店

■スターバックス コーヒー 南町田グランベリーパーク店
住所:東京都町田市鶴間3-4-1
TEL:042-850-5256
営業時間:7時~22時 (開店日 11月13日のみ10時~22時)
定休日:不定休
店舗面積:約334.97m2
席数:87席

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