三菱地所/マイクロな食、コト、文化「カフェ&展示」で有楽町再開発
2019年12月02日 17:00 / 店舗
三菱地所は12月2日、有楽町エリア再構築に向けた先導プロジェクトとして有楽町「マイクロ スターズ ディベロップメント」を開始した。
プロジェクトにおける活動の中心拠点として、様々な人・アイディア・文化・食に出逢える多機能型市場「有楽町マイクロフード&アイディアマーケット」を12月3日オープン。ステージ、飲食提供を通じた憩いの場、物販・展示機能の3つの機能を用意した。
有楽町駅前に位置し、誰もが訪れることができる丸の内仲通り沿いの開かれた場所で、まだ価値の定まりきらない(=microな)モノ・コトを対外的に披露し、実験的な取り組みを行う複合店舗となる。
音響・映像設備を備えた約180m2のステージゾーンを設置し、企画イベントのほかその場で気軽に参加できるイベントを中心に偶発的な出逢いや気づきの空間を提供する。
飲食提供を通じた「街の憩いの場」としての機能では、「産地直送あいのり便」を活用した日本各地の食材を中心に、デリ形式で気軽に味わえるメニューを用意。丸の内仲通り側には「縁側」を設置し、街に開かれた空間を演出していく。
料理家/地域フードプロデューサー比嘉康洋氏によるマイクロな菌に着目したフードメニューを開発。「サラダor雑穀米+3種デリ+スープ」(税込1300円から)、コーヒー(380円)、クラフトビール(780円から)などがそろう。
産地直送あいのり便は、全国農業協同組合中央会、農林中央金庫、三菱地所、大丸有環境共生型まちづくり推進協会、アップクオリティによる、旅客用高速バスのトランクを利用し、配送ルートの確保がネックとなり県外へ出荷できていない希少品、伝統野菜などをを運搬する仕組み。11月現在、全国42地域50路線と連携している。
また、マイクロなアイディアや地域の商品が並ぶ物販ゾーン、アートブック自動販売機などを設置する。店舗経営情報の見える化など新しい商業店舗の在り方を追求した取り組みも実験的に行う。
TOKYO ART BOOK FAIRによるアートブック自動販売機、CAMPFIREによるクラウドファンディング商品支援コーナー、離島の経済圏を作るリトラボによるmicro islandコーナー、世界が認める日本の技術とデザインを繋ぎ、まったく新しい驚きに溢れた商品を手掛ける「TRINUS」によるデザイナーズプロダクトの販売などが楽しめる。
■有楽町「有楽町マイクロフード&アイディアマーケット」
所在地:東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル1階
面積:約464m2
企画:三菱地所
運営:インターローカルパートナーズ
営業時間:平日・土日祝11時~23時
(フード22時L.O./ドリンク22時30分L.O.)
定休日無(但し、年末年始除く)
座席数:85席
https://yurakucho-micro.com
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