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三井不動産/豊洲に食と土産の商業施設「江戸前場下町」21店オープン

2019年12月02日 17:10 / 店舗

三井不動産は12月2日、豊洲エリアに「千客万来施設事業用地(5街区)を活用した賑わい創出事業」(以下:賑わい創出事業)として開業する商業施設の名称を「江戸前場下町」とし、2020年1月24日にオープンすると発表した。

<江戸前場下町>
江戸前場下町

商業施設「江戸前場下町」は三井不動産が施設をプロデュースし、リクリエーションズが運営を担当。東京都が推進する賑わい創出事業「千客万来施設(6街区)」が運用を開始するまでの暫定事業として、豊洲市場を訪れる国内外の観光客や地域住民が市場の食材に身近に接することができる多様な店舗を設置し、賑わいを創出する。

東京都が事業者を募集し、今年4月に三井不動産が事業予定者に選定された。豊洲市場の食材を活かした寿司や海鮮丼などの飲食店、土産などを扱う物販店、計21店舗が入居する。

<3つのゾーンで構成>
3つのゾーンで構成

市場の食材を使った海鮮焼きや日本の多様な食体験が楽しめる「豊洲場下町(フードホール棟)」、市場の新鮮な食材、日本の粋を感じることができるお土産を集め、買い歩きできる「市場小路(マルシェ棟)」、屋外マルシェやイベントなど集い憩うことができる「江戸前広場(多目的広場)」の3つのゾーンから構成される。

<豊洲場下町>
豊洲場下町

つきぢ神楽寿司 豊洲場外店、市場海鮮焼き 海味「うまみ」、国内素材にこだわった甘味の北斎茶房、築地海鮮丼 大江戸 場下町スタイル、果実問屋にしかわ、杉本刃物 豊洲店などがそろう。

<市場小路>
市場小路

豊洲市場の新鮮な食材や日本の文化を体験できる多種多様な飲食・物販店舗が集まり、国内外の観光客や豊洲市場関係者、地域住民が憩い、交流する場づくりを目指す。

<江戸前広場>
江戸前広場

同社は、1980年代より豊洲エリアでオフィスや商業施設、レジデンスを展開するなど、IHIと連携し、豊洲の街づくりに参画してきた。街の人口や来街者は順調に増加。豊洲は住む・働く・訪れる人々がつどい、にぎわいのある街へと成長し続けている。

特に 2006年に開業した「三井ショッピングパーク アーバンドック ららぽーと豊洲」は、新しいショッピングゾーンとして豊洲エリアに注目が集まるきっかけの一つとなり、豊洲エリアの代表的なスポットとなっている。

■江戸前場下町
所在地:東京都江東区豊洲6丁目、東京都市計画事業豊洲土地区画整理事業地区内5街区の一部
主要用途:店舗(物販・飲食)
階数:地上1階
店舗数:21店舗
基本営業時間・休業日:9時~18時 (市場海鮮焼き 海味「うまみ」は21時まで)、豊洲市場が休業となる、日曜、水曜、祝日他
敷地面積:3035.79m2
延床面積:734.84m2
店舗面積:475.08m2
土地所有者:東京都(一時使用を目的とする土地賃貸借契約)
事業主:三井不動産
施設運営:リクリエーションズ
スケジュール: 2019年7月16日着工、2020年1月8日竣工、2020年1月24日施設開業(予定)

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