JR東日本／食の交流拠点「新大久保フードラボ（仮称）」2020年夏開業

2019年12月19日 15:40 ／店舗

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料理人の起業・経営を支援するアスラボ、コワーキング事業を展開するCO＆COは12月18日、JR東日本、オレンジページと共同で新大久保駅3階・4階にシェアダイニングと食のコワーキングスペースが連動する食の交流拠点「新大久保フードラボ（仮称）」を2020年夏に開業すると発表した。

＜新大久保フードラボ（仮称）＞

「新大久保フードラボ（仮称）」は、JR東日本のグループ経営ビジョン「変革2027」の一環である「東京感動線」のフラッグシップとなる施設。新大久保エリアがもつ「国際的」「豊かな食」という個性を活かし、新大久保駅直上に開業する。

「東京感動線」とは、山手線を起点にまちの個性を引き出し、まちや人が有機的につながる心豊かな都市生活空間を創出するプロジェクト。

アスラボは3階「シェアダイニング」のプロデュース・運営・ITツールの導入、CO＆COは4階「食のコワーキングスペース」のプロデュース・運営、オレンジページは食に関わるイベント・講座・ワークショップの企画・運営をする。

コワーキングスペースで生まれたレシピをシェアダイニングでお客に提供するなど、3階と4階は連動してサービスを提供する。

＜3階シェアダイニング（イメージ）＞

3階「シェアダイニング」でアスラボがプロデュース・運営する場のコンセプトは「多国籍シェアダイニング（仮称）」。世界各国のさまざまなジャンルから料理人の挑戦を募集し、審査を通った料理人は、出店権利金20万円で出店することができる。

朝・昼・夜で一つの厨房を複数の料理人がシェアリングし、更にお客はワンテーブル・一会計で複数店舗のバリエーション豊かな料理を楽しむことができる。

アスラボが開発した他業種・複数店舗業態の店舗管理・メニュー管理・データマーケティングが可能なShare Dining 「Growth」 System「OKAMISAN」を導入し、料理人の経営を支える。この施設で活躍した料理人やメニューは、都内の他エリアでの出店ができる制度を検討している。

オレンジページは、主に3階「シェアダイニング」において、参加者同士や料理人など食のプロとの交流を生み出すことで、「食を通じた新しいライフスタイル」を実感できる「場」を提供する。

食材の生産者やシェフ・料理人と直接会える食事会や、食に関わる講座、フードロスなどの社会課題解決をテーマとしたワークショップ、ソーシャルダイニング(食のシェアリングサービス)などといった、食材や料理の背後にあるストーリーを感じるイベントを企画・運営する。

＜4階食のコワーキングスペース（イメージ）＞

4階「食のコワーキングスペース」でCO＆COがプロデュース・運営する場は、世界中の全ての食に関わる人々の共育共創拠点。料理人、事業者、生産者の交流の場となると同時に、多国籍タウン新大久保という立地を生かし外国人起業家や留学生も交え、新しいメニューや、新規事業など、さまざまな「未来の食文化」を生み出します。

多様な食のプロプレイヤーが集い、デスクワークができるほか、テストキッチンで即興的に調理・実験ができる環境を整備することで、食製品のスタートアップを支援する。この場所で出会った異分野、異文化の方々の共育・共創や、海外のフードラボとの連携により、食の研究開発が進み、「新しい食文化」が創発されることを目指す。

新大久保フードラボ（仮称）3階「シェアダイニング」では、国籍を問わず飲食店オーナー、料理人など、夢を持つ全ての人を対象とし、朝・昼・夜でそれぞれ3店、最大9店の出店者を募集する。新大久保フードラボ（仮称）では出店権利金20万円で出店することができる。他エリアでは募集枠に対して、10倍以上の応募があるという。

今後、「新大久保フードラボ（仮称）」に関して、随時、詳細情報を発表する。3階シェアダイニングの出店者募集を専用サイト出店bizで開始した。

JR東日本、オレンジページ、アスラボ、CO＆COの4者間で連携し、「新大久保フードラボ（仮称）」を通して、世界中の料理人の個性を輝かせ、お客へより豊かな食体験を提供したいという。

■施設概要
所在地：JR新大久保駅
規模：3階約180m2、4階約310m2
用途：3階シェアダイニング、4階コワーキング、テストキッチン
事業主：JR東日本旅客鉄道株式会社
開業日：2020年夏(予定)

■出店biz
https://syutten.biz/yokocho/sokb/