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JFCなど2社/カップサラダなど野菜加工業者、民事再生申請

店舗/2020年01月10日

帝国データバンクによると、JFCと関係会社のGFFは1月6日、大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日同地裁より監督命令を受けた。負債は申請時点でJFCが約25億9000万円、GFFが約2億1600万円で、2社合計約28億600万円。

同社は1997年創業、2003年9月に法人改組した。スーパーマーケット向けに、キャベツやレタス、水菜、小松菜、春菊、ブロッコリーなどのカット、盛り付け、包装パッキングなどの野菜加工を手掛け、カップサラダやきざみ葱などを販売していた。

和歌山、京都、群馬、北海道、鹿児島の農家と契約し、委託生産をすることで野菜を確保し、岸和田にある2つの自社工場で加工。商社経由で、大手量販店や関西地区の大手スーパーなどに営業基盤を確立した。創業以来順調に業績を伸ばし、2017年7月期には年売上高約45億円を計上していた。

しかし、カップサラダ市場では同業他社との価格競争が激しく、さらに度重なる台風により野菜などの原材料価格が高騰していたことから収益面は低調に推移し、同期から3期連続で当期純損失を計上した。さらに工場の設備投資を金融債務で賄っていたことで、有利子負債が膨張し、余裕のない資金繰りを余儀なくされていた。

このため、金融機関へリスケを要請するとともに、東海、関東方面のスーパーへの営業開拓に努め、物流費用などのコスト削減を図っていたものの、取引先の倒産による焦げ付き発生などもあり収益改善には至らず、ここに来て自力再生を断念し、民事再生法による再建を目指すこととなった。

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