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川崎駅西口開発/オフィス・商業・ホテル「川崎デルタ」来春開業

2020年03月26日 12:10 / 店舗

JR東日本は3月26日、「川崎駅西口大宮町地区地区計画」に基づき進めている、ビジネス・宿泊・商業機能の大規模複合型まちづくりの計画地全体の街区名称を「KAWASAKI DELTA(カワサキデルタ)」に決定したと発表した。

<KAWASAKI DELTA>
KAWASAKI DELTA

街区内は「JR川崎タワー オフィス棟・商業棟」、「ホテルメトロポリタン 川崎」、歩行者デッキ上の中央広場「デルタプラザ」で構成され、2021年4月完成を目指す。

<オフィス・商業施設・ホテルで構成>
オフィス・商業・ホテル

計画地の三角形の街区形状に象徴性を見出し「KAWASAKI DELTA」を街区名称とした。この象徴的な三角形の街区で、多様なヒト・モノ・コトが出会い、掛け合わさり、新たな価値・未来が生まれる場所になってほしいという思いを込めている。

<カフェ&レストランは約2500m2>
カフェ&レストラン

「JR川崎タワー 商業棟」は地上5階、地下1階、約27m。カフェ&レストラン約2500m2、フィットネス&スパ約4000m2を展開する。

「JR川崎タワー オフィス棟」が、2021年4月の街区全体完成に伴い、1万人規模の新たなビジネス拠点として誕生。基準階貸室面積約2600m2(総貸室面積約6万6000m2)を有する川崎エリア最大級の大規模オフィスとなる。

オフィス棟内には、認可保育施設(約400m2)が2021年5月1日に開園予定。同社グループで進める「HAPPY CHILD PROJECT」の一環として、子育て支援から暮らしやすい沿線づくりを実現していく。

また、グループが展開する「ステーションコンファレンス」の4施設目となる「ステーションコンファレンス川崎」が、2021年6月1日、「JR 川崎タワーオフィス棟」内に開業する。最大340m2(シアター形式で270人収容)で利用可能な大会議室の提供、バリエーション豊富なケータリングメニューによるパーティー対応、同街区内の「ホテルメトロポリタン 川崎」との連携による宿泊型研修の誘致など、様々な利用シーンに活用できる利便性の高い施設を目指す。

内装デザインは、同街区内「ホテルメトロポリタン 川崎」のロビー空間のイメージを意識したラウンジなど、ホテルライクでグレード感のある空間とするという。

「ホテルメトロポリタン 川崎」(客室304室、店舗約500m2)は街区全体完成に先立ち、2020年5月18日に先行開業。川崎エリア最大級の客室数を有し、定期的な音楽イベントの開催や館内アートの入替えなど、音楽・アートが楽しめるシティホテルとなっている。

■KAWASAKI DELTA全体概要
事業主体:東日本旅客鉄道
所在地:神奈川県川崎市幸区大宮町1-5
敷地面積:約1万2400m2
延床面積:約13万7000m2
階数・高さ:オフィス棟地上29階・地下2階・約128m、商業棟地上5階・地下1階・約27m、ホテル地上16階・約59m

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