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そごう西神店跡地/双日に優先交渉権、商業施設を再開発

2020年08月19日 14:20 / 店舗

神戸市は8月18日、「西神中央駅百貨店ビル」運営事業者公募の結果、双日を優先交渉権者とすると発表した。

西神中央駅百貨店ビルは、1990年10月より「そごう西神店」として営業されてきたが、2020年8月末をもって「そごう西神店」が営業終了となる。その後継事業者の公募を行い、外部有識者等で構成する選考委員会において、事業計画などの提案内容に対する審査を行った結果、双日を優先交渉権者とすると決定した。

提案内容は、募集の趣旨である「まちの魅力やブランド力をより向上させ、新たな人を呼び込む、地域に根差した商業施設」として期待できるものと評価された。

また、提案では、地下鉄ターミナル駅前で成熟した住宅街である立地特性において、プレンティには面積的に入居しにくい中大型テナントを中心に誘致することで、プレンティ店舗との差別化を図った。

広域集客型郊外大型店舗とは異なった地域に愛され、多利用される店舗づくりを目指す。コロナ禍での厳しい経済情勢の中、顧客の声や既存テナントの希望も聞きながらの店舗構成としていることなども評価したという。

■西神中央駅百貨店ビル
所有者:神戸市(交通局)
所在地:神戸市西区糀台5-9-4
建物構造等:SRC造一部S造 地下2階地上6階建
延床面積:3万301.81m2(貸付予定面積:約2万6500m2)
用途地域等:近隣商業地域、建ぺい率80%、容積率400%、7種高度地区

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