流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





イトーヨーカドー鶴見店/地域密着SC「リコパ鶴見」にバリューアップ

2021年06月23日 15:10 / 店舗

ヒューリックは6月23日、「イトーヨーカドー鶴見店」をイトーヨーカ堂、セブン&アイ・クリエイトリンクとの協業・連携によりリニューアルし、地域密着型ショッピングセンター「LICOPA鶴見」(リコパ ツルミ)として、2021年秋に開業すると発表した。

<「リコパ鶴見」にバリューアップ>
「リコパ鶴見」にバリューアップ

商圏内居住者の来館頻度を高めるため、日常生活雑貨店、飲食店、計4科目からなるクリニックモール、理美容店舗、学童・体操教室といった子供向けサービス店舗など、買物はもちろん、買物以外の目的でも利用できる施設を目指す。

人と人との交流や出会いを生み出す「まちの公園」のような、コミュニティの中心地となる場所を計画。なにげない日常を新しく、快適に、豊かに変えていく、これからも愛される毎日の生活プラットフォームを創造するという。

施設名称は、コンセプトである「Life Community Park」の頭文字を取り「LICOPA(リコパ)」とした。今後も大型バリューアッドにより作り出す地域密着型ショッピングセンターに同名を冠し、シリーズ展開する。

「リコパ鶴見」には、テナントとして、1階にイトーヨーカドー、ココカラファイン、2階にはダイソー、ニトリ デコホーム、くら寿司、ABC-MARTなどが出店する。なお、改装工事期間中も「イトーヨーカドー」は営業継続する。

また、建物中央に位置する吹き抜けを中心に、地域コミュニティの場となる、居心地のよい広場を設けた。

公園の芝生のような解放感ある広場で、買物の一休み、ちょっと座って世間話など、いろいろな過ごし方で利用できる。5階屋上には、フットサルコートとバーベキュー場を開設。地域住民の交流や、新たな出会いを生み出したい考えだ。

ヒューリックは今後も、イトーヨーカ堂、セブン&アイ・クリエイトリンクとの連携を強化し、同社が保有する川崎店、福島店でのバリューアッド、豊かな居住人口・商圏人口に恵まれた商業施設用地、稼働中物件の取得を進め、安定的な収益源となる成長ドライバーとして、事業を加速させていく。

■LICOPA 鶴見(リコパ ツルミ)
所在地:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央3-15-20(住居表示)
敷地面積:1万4113.41m2
延床面積:3万1935.91m2
構造・規模:鉄骨鉄筋コンクリート造 陸屋根地下1階付5階建
用途:物販・飲食・サービス店舗
竣工:1996年9月(築25年)
開業予定日:2021年秋

関連記事

店舗 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧