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イオンタウンふじみ野/就労継続支援B型事業「リハスワーク」開設

2022年01月27日 13:10 / 店舗

「福祉が地域を⽀える社会の実現」というビジョンを掲げ、医療や介護が必要な人であっても働ける事業所やサービスを運営・提供する金沢QOL支援センターは4月1日、埼玉県ふじみ野市にあるショッピングセンター「イオンタウンふじみ野」に、就労継続支援B型事業「リハスワークふじみ野」を開設する。

<金沢QOL支援センター>
金沢QOL支援センター

就労継続支援B型事業「リハスワーク」は、平均工賃5万円を目指し、「障がいがあっても地域を支える!」の実現を目指す事業所。18歳以上の精神(発達)、知的、身体に障がいのある人を対象に、国産の木材を使ったものづくりや菓子製造など、障がいのある人の得意なことや強みを生かしながらできる仕事を用意している。

イオンタウンは、ショッピングセンターを単にモノやサービスを販売する場所ではなく、社会貢献活動に気軽に参加できる場としても提供したいと考えており、地域のコミュニティ機能を担うイオンタウンへの出店によって、より地域、地域企業とのつながりを強固にし、その取り組みを強化する。

就労継続支援B型事業とは、障害者総合支援法に基づくサービス。通常の事業所への就職が現時点で困難な障害者の人への就労サポートを行う施設となっている。

また、イオングループが掲げる「ダイバーシティ&インクルージョン」の中に、「障がい者が自己の可能性に挑戦できる企業に」という目標がある。その中で、イオンタウンも、「地域社会への取り組み」という目標を掲げ、ショッピングセンターを地域のライフラインとしての社会的責任を果たすだけでなく、日常生活においても、環境活動・社会貢献活動に気軽に参加できる場をショッピングセンター内で提供するなど、地元の人々と協力しながら取り組んでいる。

就労継続支援B型事業「リハスワーク」は、金沢QOL支援センターがショッピングセンター内で運営する初めての事業所となる。従来の医療や福祉という業界の枠を超え、イオンタウンをはじめとする地域の企業との「企業連携」にもより積極的に取り組む。また、これを起点とした、より強い地域社会とのつながり、地域共生を創ることによってインクルーシブな社会(ブランドメッセージである“障がいをなくすしごと”)の実現を推進する。

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