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大和ハウス/福岡市に研究開発次世代拠点「蔦屋書店」などが出店

2022年03月10日 16:40 / 店舗

大和ハウス工業と西部ガスグループの西部ガス都市開発は3月11日、福岡市西区九大新町において「研究開発次世代拠点」の工事を開始する。

<研究開発施設を主体とした複合施設>
研究開発施設を主体とした複合施設

2023年3月の開業を予定。福岡市や九州大学との連携・協働を促進することで、産学官連携による研究開発・交流の拠点創出を目指す。

「研究開発次世代拠点」は、九州大学と連携した次世代の研究開発拠点形成を進めるため、ダイハツ九州と福岡市が所有していた土地を活用した事業。大和ハウス工業と西部ガス都市開発が事業主体者として約3.1万m2の土地を購入し、「知と感性と創造を育む『結び目』となる拠点」をコンセプトに、研究開発施設を主体とした複合施設を開発するもの。

施設は、レンタルオフィスやレンタルラボ、物販店舗「BOOK&CAFE」、アウトドアショップ、飲食店、学生向け賃貸マンションなどで構成される。

<施設内外のコミュニティー形成も図る>
施設内外のコミュニティー形成も図る

「BOOK&CAFE」では、西部ガス都市開発とカルチュア・コンビニエンス・クラブが共同運営する「蔦屋書店」などが出店。交流の起点として施設内外のコミュニティー形成を図るイベントを開催する。

また、研究開発棟では正晃が、実験機器の共有や研究資材の共同購入など、持続的研究活動推進に向けたサービスの企画立案を主体となって行い、大和ハウスリアルティマネジメントが施設全体の維持・管理を担当する。

■施設概要
所在地:福岡市西区九大新町5-1他
交通:JR筑肥線「九大学研都市駅」より昭和バスにて約11分
「産学連携交流センター」下車
敷地面積:3万1224.68m2
延床面積:2万8296.86m2
建物用途:研究開発棟(レンタルオフィス・ラボ)、 商業棟(BOOK&CAFE)、テナント棟、学生向け賃貸マンション(住居棟)
研究開発棟面積:9177.58m2
物販店舗棟面積:2900m2
店舗棟面積:1382m2
住居棟面積:1万4837.28m2
共用駐車台数:420台
事業主体:大和ハウス工業・西部ガス都市開発
ビル管理:大和ハウスリアルティマネジメント
設計:監修 梓設計、スタジオアキリ
【研究開発棟・商業棟】
基本設計:梓設計、スタジオアキリ
実施設計:溝江建設
【住居棟】
基本設計:上村建設
実施設計:上村建設
施工:上村建設、溝江建設
着工:2022年3月11日
完工:2023年3月上旬(予定)
開業:2023年3月下旬(予定)

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