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PPIH/渋谷文化村通りに商業・オフィス・ホテル複合施設を開発

2022年09月01日 14:13 / 店舗

パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは9月1日、渋谷文化村通りの新たなライフスタイル拠点として開発を進めている「渋谷区道玄坂二丁目開発計画」について、2023年9月に開業予定の施設名称が「道玄坂通dogenzaka-dori」に決定したと発表した。

<道玄坂通>
道玄坂通

施設コンセプトは、「道玄坂に通(みち)を拓く。上質な日常と刺激的な非日常が交差する」。高さ約115m、延床面積約4万1877m2の「ショップ」「オフィス」「ホテル」の三つの要素で構成される大型複合施設となる。ブラブラ歩きを楽しむ2層のショッピングエリア、最先端設備を有するオフィス、IHGホテルズ&リゾーツと運営受託契約を締結しており、街のカルチャーを色濃く映し出すライフスタイル・ブティックホテル「ホテルインディゴ東京渋谷」がオープンする。

<商業・オフィス・ホテルの複合施設>
商業・オフィス・ホテルの複合施設

施設は「文化村通り」「道玄坂小路」の2つの通りに面して複数の出入り口を設け、施設内を通り抜けられる「通(みち)」を拓いている。施設によって街が遮断されるのではなく、施設内を通り抜け、角を曲がり、坂や階段を上るたびに、意外な店を発見する楽しみ方を提供するとともに、道玄坂エリアに新たな回遊空間を創る。

<ショップが軒を連ねる商店街のような空間>
ショップが軒を連ねる商店街のような空間

ショップは、施設の中と外が道のようにつながり、歩くのが楽しくなるようなショップが軒を連ねる商店街のような空間を開発。そこに漂うゆるやかな空気感は、買い物を単なる消費ではなく、買い物をするその時間も含めて楽しめるよう設計する。何はなくともここに来て、ブラブラ一周すると、物語あるヒトやモノとの出会い、発見が生まれ、日々忙しく過ごす人の暮らし、人生をさらに豊かにしてくれる空間を目指す。

<オフィスイメージ>
オフィスイメージ

オフィス部分は、1フロア面積約1740m2、総面積約1万3770m2のオフィスは、国際的なビジネスシーンにふさわしい格調高いオーセンティックなオフィスロビーを3階に有し、フレキシブルな働き方を求める人・モノ・情報が集まる渋谷の街に調和した最新鋭のデザインオフィスが4階から10階までの7階層にそろう。

<ホテルインディゴ東京渋谷が開業>
ホテルインディゴ東京渋谷

「ホテルインディゴ東京渋谷」は、2020年に開業した「ホテルインディゴ箱根強羅」、今春に開業した「ホテルインディゴ軽井沢」、「ホテルインディゴ犬山有楽苑」に続き、国内4軒目の「ホテルインディゴ」ブランドホテルとして誕生する。

世界各地に開業予定を含め254軒を展開するホテルインディゴは、その街の個性とその土地ならではの歴史、カルチャーを、ホテルのデザイン、アートのほか、ストーリーテラーなサービスなど、ホテル体験を通して土地にある「ネイバーフッドストーリー」をゲストに届けるライフスタイル・ブティックホテルブランド。

ホテル内には、全272の客室(13階~23階)のほか、屋外テラスのある「(仮)ネイバーフッド カフェ&バー」、フィットネスジムなどの施設を予定しており、上層階を占める客室からは、晴れた日には富士山、東京スカイツリーなどパノラマビューの絶景を望むことができる。渋谷の街の新たな回遊ルートの一つとなる3階のエントランス付近には、イートイン&テークアウトが可能なコーヒーショップも併設する予定だ。

■道玄坂通
所在地:東京都渋谷区道玄坂2-1-6外
開業日:2023年9月(予定)
完工日:2023年3月(予定)
建物高さ:114.8m(最高118.7m)
敷地面積:5897.4m2
延床面積:4万1876.6m2
構造:鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
地上28階建て、地下1階
1~2階ショップ、2~10階オフィス、11~28階ホテル(1階、3階ホテルエントランス)
https://dogenzaka-dori.com/

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