三越伊勢丹／名古屋栄三越にマンションギャラリー、ライフスタイル総合拠点へ

2022年10月27日 11:20 ／店舗

野村不動産は11月11日、同社の分譲マンションを比較検討できる総合型マンションギャラリー「プラウドラウンジ名古屋」を「名古屋栄三越」（愛知県名古屋市）内に移転・リニューアルする。

＜プラウドラウンジ名古屋エントランス＞

百貨店内でのマンションギャラリー常設は、野村不動産と名古屋三越の親会社・三越伊勢丹ホールディングスにとって初の試み。従来の百貨店の品ぞろえに、新たに「住まいの提案」が加わることで、ライフスタイル総合拠点となる。

今後、野村不動産の分譲マンションの居住予定者と、「名古屋栄三越」の利用者に向けた相互連携サービスも検討しており、マンションの案内・販売だけでなく、ライフスタイル提案まで行う、新たな販売拠点を目指していく。

既存の「プラウドラウンジ名古屋」は名古屋都心部の新築分譲物件のみ比較できる総合ギャラリーだったが、丸の内エリアから名古屋市の百貨店に拠点を移すメリットを活かし、愛知県全域の新築分譲物件を案内する（10月26日現在の取り扱い予定物件：プラウドタワー名古屋丸の内ステーションマークス、プラウドタワー名駅南、プラウドタワー栄パークアリーナ、プラウド金山エアリーコート、プラウド昭和桜山、プラウド瑞穂陽明テラス、プラウド大府、プラウド一宮の計8物件）。

＜オーナーズカフェ＞

これまでの「プラウドラウンジ名古屋」から継続する取組みとして、過去に野村不動産グループと取引のある野村不動産グループカスタマークラブ会員なら誰でも利用できるオーナーズカフェを併設。買い物の途中でくつろぎながら新たな物件情報などを閲覧できる。

さらに、両社が連携した取組みとして、名古屋三越の外商顧客向けサービスの体験案内を検討するなど、既分譲物件オーナーの満足度向上も図る。一方、同外商顧客に対してもオーナーズカフェの利用や「プラウドラウンジ名古屋」見学など、野村不動産の商品やサービスを体感してもらうなど、双方の顧客へのサービス向上に努めていく。

＜バーチャル体験コーナー＞

物件についてイメージしやすいよう、バーチャル体験コーナーやデジタル模型を導入する。バーチャル体験コーナーでは5台のプロジェクターを用いて、床と壁の計4面に映像を映し、案内物件の室内を実寸で体感可能。物件からの眺望や駅までのアプローチ、物件紹介のシアター映像にも活用する。

デジタル模型は、物件の外観・内観の再現だけでなく、従来の実物模型では再現しきれなかった建物の周辺状況も細かく確認でき、その物件をよりリアルに体感できる。

＜コラボレーションエリア＞

このほか、百貨店内という立地を活かして、「名古屋栄三越」内テナントとのコラボレーションエリアも設置。店舗外からも観覧できる配置で、各テナントが取り扱うライフスタイル関連商品を展示するスペースを複数設けた。

グランドオープン時には、「カッシーナ・イクスシー」のソファーやテーブルなどを配したリビングシーンの演出や、各種家具を展示。気に入った商品については、「名古屋栄三越」6階のインテリアフロアにて購入可能だ。今後、数ヶ月ごとに展示内容を変更し、インテリア関連だけでなく、絵画や宝飾品などの展示も検討している。

＜周辺地図＞

■プラウドラウンジ名古屋
所在地：愛知県名古屋市中区栄三丁目5-1 名古屋栄三越7階
アクセス：東山線・名城線栄駅徒歩1分
営業時間：平日11時～18時、土日祝10時～18時
定休日：水・木・第2火曜日（オーナーズカフェ：年末年始・夏季休業期間を除き、毎日営業）
店舗面積：1266.1m2
デザイン監修：環境計画研究所
企画監修：アイ・アンド・キューアドバタイジング