タニタ/「丸の内タニタ食堂」を刷新、冷凍メニューの販売も
2022年12月07日 15:00 / 店舗
タニタは12月8日、東京都千代田区の「丸の内タニタ食堂」をリニューアルオープンする。
「丸の内タニタ食堂」は、タニタ本社の社員食堂のコンセプトを忠実に再現した一般向けのレストランとして、2012年にオープンした。カロリーを500kcal前後、塩分を3g以下に抑えながら、おいしく食べ応えのある「日替わり定食」をはじめとしたヘルシーメニューを提供。丸の内エリアで働くビジネスパーソンの「社員食堂」として利用されてきた。
今回のリニューアルでは、コロナ禍で変化した食事の取り方に対応し、あらゆる働き手に寄り添い、「健康的な食事」と「健康に関する気づき」をワーキングスペースとともに提供できる空間を目指す。
食事面では、これまで好評だった定食メニューの提供に加え、新たに体組成計ではかった計測結果を基にしたメニューのリコメンドサービスを開始する。
新サービスにより利用者一人ひとりに合わせたからだづくりのサポートを行う。
具体的には、計測した体型判定に合わせて定食とともに取れるタニタ食堂特製の野菜ジュースなどのサイドメニューを提案する。「日替わり定食」の中からおすすめ食材を多く含む主菜・副菜・汁物メニューを簡単に確認できるようにした。
価格は日替わり定食(税込み1030円)、一汁二菜定食(1030円)、週替わり定食(1150円)、カレー定食(950円)、回数券(10食)9300円。
また、店内製造の冷凍メニューの販売、テークアウトメニューとオフィス配送サービスを拡充することで、さまざまな利用シーンに合わせて、健康的な食事を取る機会を提供する。
冷凍メニューはショートパスタ2種類とカレーの全3品を販売する。いずれも野菜を1食あたり120g以上使用し、冷凍食品でありながら十分な歯応えを残すことで、カロリーを抑えながらも満足感を得られやすくした。
店内で遅めのランチとして利用できる他、持ち帰って残業中の食事にしたり、自宅での朝食にしたりするなどライフスタイルに合わせて対応可能となっている。
さらに、新たにコワーキングスペースを開設し、「働く」場所と「健康づくり」の機会を融合。仕事の合間に健康的な食事を取ったり、健康チェックをしたりすることで、働きながら自然と健康習慣を実践できるようにサポートするという。
店内はテーマの異なる個室5室と複数名で使用可能なグループ個室3室、オープンスペースの20席を用意。個室5室は「リラックス」「エネルギー」「クリエイティブ」「フォーカス」「コラボ」のテーマを設定し、それぞれ異なるアロマ、照明、オフィス家具、インテリアをコーディネートした。
集中したり、リラックスできたりするテーマ個室により、仕事のパフォーマンス向上や心身のコンディショニングをサポートする。個室利用時には、日替わり定食を割引価格で提供する。
料金プラン(フリードリンク込み)は、オープンスペース440円/30分、テーマ個室330円/15分、1~2人用個室550円/15分、4人用個室1100円/15分。
■丸の内タニタ食堂
所在地:東京都千代田区丸の内3-1-1 丸ノ内国際ビルヂング地下1階
席数:全20席(コワーキング専用の個室を含めると全33席)
営業時間:9時~20時
定休日:土曜・日曜、祝祭日
https://www.tanita.co.jp/shokudo/shop/detail/marunouchi/
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