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たまプラーザテラス/フードロス削減EC「Kuradashi」初の常設店舗など出店

2023年02月21日 14:53 / 店舗

東急モールズデベロップメントは2月23日、東急田園都市線たまプラーザ駅直結の地域密着型商業施設「たまプラーザテラス」をリニューアルオープンする。順次、新規5店舗、改装5店舗をオープンし、3つの広場も一新する。

<たまプラーザテラス>
たまプラーザテラス

「単なる買い物の場所だけでなく、さまざまな時間を過ごすことで、自分自身が輝き、豊かな毎日をすごしてほしい」という思いで、「たまプラーザテラス」は2010年に開業した。今回、変わりゆく世界の中で、地域の生活をもっと楽しく、もっと豊かにするため、「いっしょにつぎへ。」というリニューアルコンセプトのもと、さまざまな価値を提供する。

<Kuradashiの概要>
Kuradashiの概要

リニューアルにともない、サステナブルなまちづくりへの取り組みの一環として5月下旬に、「Kuradashi」初の常設店舗が「たまプラーザテラス」に出店する。「Kuradashi」は、フードロス削減に賛同するメーカー各社の捨てられてしまう可能性のある商品を販売し、売り上げの一部を社会貢献活動団体へと寄付するショッピングサイト。

いろいろな掘り出し物が見つかる、楽しくてお得な買い物が社会の徳につながる、そのようなソーシャルグッドマーケットを目指している。

東急モールズデベロップメントは、フードロスの削減活動が「自然なかたちで」「いつのまにか」「あたりまえに」できる環境を提案したいという思いのもと、日々施設を利用するお客に、廃棄やロスになるはずだった商品を手に取ってもらえる環境をつくり、消費促進のきっかけにしたいと考えている。

<つながるをテーマとした「サークルコート」>
つながるをテーマとした「サークルコート」

共用スペースでは、家族連れに加え、一人の時間を過ごす人にもフォーカスをあて、情報発信や待ち合わせなど「つながる」「あつまる」広場、一人で安らぐ「たたずむ」広場を新たにデザインした。新たなデザインにより、いつも立ち寄りたくなる居心地の良い空間を目指す。また、広場のうち1つは、「輪」を表わす「サークルコート」と名付け、人々が「つながる」場所をイメージし、輪をモチーフにしたデザインとした。

店舗では、2月23日に国内外約5000種類のデザイナーズブランド衣類や服飾雑貨の販売・買い取りを行うユーズドセレクトショップ「RAGTAG」がオープンする。ハイクオリティでリーズナブルなメンズ・レディースアイテムを展開。また、ラグタグ公式オンラインショップの商品を店舗に取り寄せて試着ができるため、安心して購入が可能できる。さらに、家で眠っていた不要なファッションアイテムの買い取りも予約なしで1点から対応する。

同日、世界各国の作り手の、伝統や技術などたくさんの想いが詰まった、衣料・雑貨・オリジナルリメイクアイテムを扱うエスニックショップ「tesoro」が出店する。3月1日には、いつもの生活をちょっとだけ「ハレの日」気分にをコンセプトに、クリエイターが丁寧に制作したハンドメイド商品を販売する「Hale Marche」が開店する。飲食店では、4月27日、ブレックファーストレストラン「Eggs’n Things」がオープンする。

そのほか、アパレルの「URBAN RESEARCH DOORS」、ベーカリーカフェ「神戸屋フォーニルレザンジュ」、スープ専門店「Soup Stock TOKYO」、シューズ・バッグの「WASH」、「カメラのキタムラ」が順次、リニューアルオープンする。

■たまプラーザ テラス
所在地:神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-1-2
運営:東急モールズデベロップメント
テナント数:150店舗ノースプラザ(東急百貨店)を除く
アクセス:東急田園都市線「たまプラーザ」駅直結
営業時間:ショップ10時~20時、テラスダイニング11時~22時、テラスキッチン11時~21時
※一部店舗により営業時間が異なる
https://www.tamaplaza-terrace.com/

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