ゆめテラス祇園／食品館先行開業、イズミ初の「伊勢丹」冷凍スープ導入

2023年05月26日 13:39 ／店舗

イズミは6月1日、建て替えにより生まれ変わった「ゆめテラス祇園」（広島市安佐南区）の2階食品館を先行オープンする。

＜ゆめテラス祇園＞

無印良品やフードコートなどが入居する3階フロアは、2023年秋オープンの予定だ。

同店は、1973年3月に、中国地方初、全国的にも珍しい郊外型大規模店「いづみ祇園ショッピングセンター」として誕生。「イズミ祇園店」、「ゆめタウン祇園」などに名称を変えながら、営業を続けてきた。2020年11月建て替えを発表し、2021年12月から同敷地内の仮設店舗にて、食品スーパーを運営していた。仮設店舗は、5月21日をもって営業を終了する。

2階食品館は、新鮮な生鮮食品やバラエティー豊かな総菜、手軽で便利な即食・簡便商品も多彩に取り扱い、地域の生活拠点として毎日通う楽しみを提供する。

鮮魚では、対面販売コーナーを設け、調理の下ごしらえや料理方法の相談にも親切ていねいに対応。新鮮な素材を使ったすし、刺し身、店内で調理した鮮魚総菜などを展開する。また、まぐろの解体ショーなどイベントも開催する。

青果は、採れたて新鮮・安全な野菜や旬の果物を種類豊富にそろえる。地場野菜コーナーでは、安佐南区・安佐北区を中心に地元で採れた小松菜、ほうれん草、枝豆など、朝採れの新鮮な野菜を取り扱う。

デザートとして、見た目もおしゃれなフルーツタルトやケーキ、ゼリーを充実させていく。

＜デザートコーナーイメージ＞

精肉は、5等級以上の国産牛をはじめ鶏肉・豚肉も「国産」にこだわる。即食のおつまみやローストビーフなども品ぞろえし、品質にこだわった商品を種類豊富に買いやすい価格で提供する。

冷凍食品コーナーでは、イズミ初伊勢丹の冷凍スープを導入する。成城石井、外食系、韓国、デザートといった日常づかいの品はもちろん、有名店の本格的な味、世界各国のトレンドの味を販売する。

また、より豊かな食生活の提案として、同社バイヤーが厳選した「これ旨商品」をさらにえりすぐった「テラスセレクション」を展開する。

総菜は、出来たて・作りたての店内調理にこだわり、午前・午後の来店ピーク時に合わせ、提供する。特に、自社製造ブランド「zehi」では、5月から4つの新シリーズ「premium（高品質）」「season（季節限定）」「trend（流行）」「balance（健康志向）」が誕生した。

＜噂のコロッケ海老クリーム＞

「premium（高品質）」では、発酵バター、アルペンザルツ岩塩で調味したまろやかなクリームソースとえびのうまみがマッチした「噂のコロッケ海老クリーム」が登場。「balance（健康志向）」は、ライチゼリーにスイカ、イチゴ、オレンジ、キウイをミックスし、見た目も涼しい「果実ライチゼリー」を提供する。食品添加物を限りなく減らした店内製造の健康的なデザートとなっている。

＜果実ライチゼリー＞

インストアベーカリー「ゆめのパンやさん」は具がたっぷり入ったA級カレーパンなど、毎日焼きたてのパンを販売する。

＜ピピットセルフ＞

店内では、通常のレジに加え、セルフレジシステム「ピピットセルフ」を採用する。店舗に設置する専用のスマートフォン、または、ピピットセルフ専用アプリをダウンロードした顧客自身のスマートフォンを活用して利用できる。

さらに、ネットスーパー「ゆめデリバリー」を導入。「ゆめデリバリー」は、店舗の商品を24時間いつでもネット注文（アプリまたはインターネット）可能で、自宅まで届ける「デリバリー」、店舗で受け取る「ピックアップ」のどちらかを選べる。6月5日より開始する予定だ（ネットでの注文は6月1日スタート）。

＜店内配置図＞

■ゆめテラス祇園
所在地：広島県広島市安佐南区西原5-19-44
TEL：082-874-8111
開業日：2階フロア（食品館）6月1日、3階フロア（専門店他）2023年秋
営業時間：2階フロア（食品館）
6月1日・2日11時～22時
6月3日から9時～22時
専門店数：7店舗
従業員数：約250人
敷地面積：約1万4500m2
延べ面積：約1万9500m2
店舗面積：約7000m2
建物構造：鉄骨造地上3階
駐車台数：約100台（平面のみ）※2023年6月1日オープン時
建設会社：清水建設