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三菱地所など/愛知県尾張旭市「三郷駅前地区」で市街地再開発組合設立

2023年07月27日 14:15 / 店舗

三菱地所レジデンスとフージャースコーポレーションは7月26日、愛知県尾張旭市三郷駅前地区で権利者と共に推進している「三郷駅前地区第一種市街地再開発事業」が、愛知県知事から市街地再開発組合設立の認可を受け、組合を設立したと発表した。

<再開発エリア>

再開発事業では、駅前広場、道路、オープンスペースなどの都市基盤と駅前立地を活かした、にぎわいを創出する商業施設、地域交流の核となる公共公益施設、まちなか居住を推進する都市型住宅などを一体的に整備することにより、交通結節機能を強化するとともに、拠点性の強化を図る。

<施設配置図>

三郷駅南側の約1.1haを3街区に分け、A街区(敷地面積約3980m2)には共同住宅や商業施設、公共公益施設、B街区(敷地面積約2400m2)には駐車場、C街区(敷地面積約880m2)には商業施設が入る。また同時に、南口駅前広場の整備も行う。

再開発地区は、市街地の更新が進んでおらず、駅前広場、道路などの都市基盤の脆弱さや交通機能の不足、地域の商業活力の低下、建物の老朽化など多くの課題を抱えているが、再開発事業を通じて、南口駅前広場の整備による地域交流の促進や、商業施設などの複合開発による地域の活力創出などを図る。

<施設断面図>

三郷駅周辺地域は、尾張旭市都市計画マスタープランにおいて、市の中核となる「活力拠点」として、商業・業務・文化等の都市機能の充実を図るとともに、市の重要な交通結節点として交通機能の強化を図るという。

■事業概要
事業名称:三郷駅前地区第一種市街地再開発事業
所在地:愛知県尾張旭市三郷町栄48他
施行区域面積:約1.1ha
地域・地区:商業地域、防火地域、高度利用地区、都市機能誘導区域

スケジュール
2021年8月:駅前広場を含む市街地再開発事業の都市計画決定
2023年7月:市街地再開発組合設立認可・事業計画認可
2024年度:権利変換計画認可(予定)
2024年度〜2027年度末:解体工事着工〜竣工(予定)

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