阪急うめだ本店／今秋リニューアル、劇場型イベントスペースなど導入

2023年08月30日 15:21 ／店舗

エイチ・ツー・オーリテイリンググループの阪急阪神百貨店は今秋、「阪急うめだ本店」（大阪市北区）のリニューアルを随時行っていく。8月30日には、新規2店舗をオープンした。

対象フロアは、3・4・6・8階となる。今回、3階には、イベントスペース「POP UP CIRCUS（ポップアップサーカス）」を新設し、ほかにはない世界観でブランド体験を提供するという。4階は、上質フェミニン志向の顧客から支持の高いブランドによってクオリティを高め、ライフスタイル領域の品ぞろえも強化して顧客満足度をアップ。6階は、洗練された大人の女性に向けて新ブランドを導入するなど、デスティネーションストアの魅力をさらに際立たせ、より広域からの集客を図る。

＜3階に劇場型イベントスペースが誕生＞

3階では10月1日、グローバルなハイエンドファッションの世界観を五感で楽しめる劇場型イベントスペース「POP UP CIRCUS（ポップアップサーカス）」が誕生。ブランドのヘリテイジやバックボーンなどを感じられる時代を超えた日本初の演出や舞台装置、その時にしか味わえないサービスなど、ここだけのショッピング体験を提供する。マンスリーで生まれ変わる約200m2のダイナミックな劇場型没入空間では、ファッションのみならず、アートやライフスタイル・フード・インテリアまで楽しさ溢れるコンテンツがそろう。

オープニング（10月1日～31日）を飾るブランドはジバンシィ。イベント前半には、この企画のために集められた貴重なイブニングドレスが一堂に会するという。後半では、日本企画で実現した特別なデニムプロダクトを先行販売し、4G STARをモチーフにしたジャケットやフーディー、パンツなど、デイリースタイルを格上げするアイテムが並ぶ。

＜パトゥ＞

同フロアでは9月6日、パリのブランド「パトゥ」が自主編集売場からショップ化。ブランドの世界観を体感できる空間で幅広いラインアップを届けるという。今期の秋冬コレクションのテーマは「ショッピングクロニクルズ（SHOPPING CHRONICLES）」。ショッピングを楽しむ華やかな装いを、クチュールテクニックやウィンタースポーツの要素を加えてポップに表現した。メゾンの創始者ジャン・パトゥのイニシャル「JP」のプリントをあしらったアイテムも多数登場する。

＜ハウスオブロータス＞

4階に新規導入（9月6日）するブランド「ハウスオブロータス」のコンセプトは「Happiness of Life」。クリエイティブ・ディレクター桐島かれんによる、グローバルな視点で選んだマテリアルと時代を映すデザイン、そして、受け継がれてきた美しい手仕事をエッセンスに展開するコレクションを提案する。オープン記念として、阪急うめだ本店限定カラー（ブルー×ブラック）のドッキングニットドレス（税込4万7300円）を販売。

＜メゾンエムアイディー 1985＞

同フロアで9月末にオープンする新店「maison m-i-d 1985（メゾンエムアイディー 1985）」は、「M-PREMIER（エム-プルミエ）」「M-premierBLACK（エム-プルミエブラック）」「Aveniretoile（アベニールエトワール）」「BLENHEIM（ブレンヘイム）」の4ブランド複合ショップ。細部にまでこだわったラグジュアリーなストアデザインとなる。

＜ジェイドット＞