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ユニクロ/古着の販売開始、原宿でポップアップストアも

2023年09月28日 15:15 / 店舗

ユニクロは10月11日~22日、回収した衣料に手を加えて販売するポップアップストアをユニクロ原宿店(東京都渋谷区)で開催する。

<古着のポップアップストア>
古着のポップアップストア

循環型社会を目指す取り組み、「RE.UNIQLO(リ・ユニクロ)」の一環として、新たにUNIQLO古着プロジェクトを立ち上げたもの。

ポップアップストアでは、回収したユニクロの衣料に染めと洗い加工を施し、ヴィンテージのような風合いにリメークした古着、染め加工をせず、丁寧に検品と洗浄をし、「その時代のユニクロ」を手頃な価格で購入できる古着の2種類を販売する。

<リメークした古着イメージ>
リメークした古着

また、これらの古着を自分好みにカスタマイズできるワッペンも用意し、世界に1着だけのユニクロの古着を楽しめるサービスも実施する(18種/1個500円)。

<ワッペンカスタマイズサービスも実施>
ワッペンカスタマイズサービス

染めてリメークした古着は、Tシャツ1990円、カジュアルシャツ・スエット2990円、チノパンツ 3990円で販売する。

洗浄済みのリユース古着の価格は、カジュアルシャツ・スエット・フリース1000円、アウター・ボトムスなど1500円から、カシミヤニット3000円の予定だ。

柳井康治 ファーストリテイリング グループ上席執行役員は「服を買う選択肢として『古着』があることは、廃棄を減らし、資源を有効に活用することにつながります。今回ご用意したのは、単なる古着ではなく、一つひとつ表情が違い、お客様が新たな価値を見いだして頂ける商品です。UNIQLO古着プロジェクト ポップアップストアが、お客様のお気に入りの一着に出会える場になるとうれしいです」とコメントしている。

ヴィンテージ感を叶える製品染加工は、石川県に本社を構える、小松マテーレ社によるもの。その製品加工素材「ガメダイ」は、独自の染色技術と高圧染色機「染料役者」を用いた高品質な加工技術を用いている。

製品染めの本場イタリアの同業者とアライアンスを結び、約20年に渡る技術連携によって磨かれている技だという。

なお、今回のポップアップストアによる利益の一部は、地域で活動を行う社会福祉法人「渋谷区社会福祉協議会」に寄付し、渋谷区の子どもの健全育成事業推進に役立てられる。

■UNIQLO古着プロジェクト ポップアップストア
開催場所:ユニクロ原宿店(WITH HARAJUKU 地下1階 スペース・ストリート)
開催期間:2023年10月11日(水)~10月22日(日)11:00-19:00
特設サイト

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