松坂屋名古屋店／24～25年リニューアル、63億円を投資
2024年09月12日 11:21 ／ 店舗
松坂屋名古屋店は2024年11月～2025年秋にかけて、大規模リニューアルを実施する。
＜4階ファッションフロア＞
今回の改装では、コンテンツを大幅に再編し、次世代顧客の取り込みを狙う。
ラグジュアリーブランドの継続的な拡充に加え、ファッション、アート、お酒、美や健康など、次世代のマーケットニーズに対応する。
リニューアル面積は全体で約2万7000m2、約63億円を投資する。
売り場面積において、ラグジュアリー40％増、アート145％増、婦人服61％減（既存ブランド比72％減）とし、構成を大きく組み換える。
改装後の2026年度は、2023年度比42％増の売り上げアップを目指す（リニューアル対象フロアにおける、総額売上高ベース）。211ブランドをそろえ、新規導入は89ブランド（うち、東海地区初49ブランド、国内初2ブランド）。11月中旬の本館4階を皮切りに2025年秋まで改装を実施する。
また、空間設計・デザインパートナーに「永山祐子建築設計」を起用し、上質で快適な店舗環境を実現。地域性やサステナビリティの観点を付加した「アート」を随所に取り入れる。
＜リニューアル概要＞
■最旬のブランド、アートを強化
本館4階は新たなファッションゾーンを設け、海外のファッションシーンに挑戦する国内発のデザイナーブランドやジュエリーブランドを展開。最旬のファッションを発信する。取り扱いブランドはすべて新規導入ブランドとなる。
＜8階は全体がアートフロアに＞
本館8階は、国内百貨店では初めてとなる、1つのフロアが全てアートのための空間に全面リニューアルする。
2つの画廊に加え、オープンな空間のギャラリースペース、アートを感じながらくつろげるカフェを併設予定だ。
隣接する屋上はアートに気軽に触れられ、学びのある屋上遊園として、全面刷新する。
＜北館地下1階イメージ＞
北館地下1階の酒・レストランは、専門ショップを導入し酒売り場を拡充。地元の飲食店を中心に構成されるレストランゾーンも登場する。
■リニューアルオープン時期
・2024年11月中旬：本館4階
・2024年11月下旬：本館3階、北館地下1階
・2024年12月中旬：本館5階（レディスファッション）、本館8階
・2025年春～夏：本館5階（こども服）、本館6階、本館7階、本館屋上
・2025年秋：北館6階
■松坂屋名古屋店
所在地：愛知県名古屋市中区栄3-16-1
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