JR東日本/大井町駅周辺の大規模複合開発「大井町トラックス」26年3月開業

2024年10月10日 15:50 / 店舗

JR東日本は10月8日、同社が進めている大規模複合開発「大井町駅周辺広町地区開発(仮称)」(東京都品川区)について、街の名称を「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」に決定したと発表した。

<全体イメージ>

JR東日本は、国際都市東京の玄関口である東京南エリアを「広域品川圏」と位置づけている。国際交流拠点の実現を目指す「品川開発プロジェクト」を中心に、浜松町駅から大井町駅間の東京南エリアの各駅での街づくりを推進。今回の「大井町トラックス」では、JR東日本グループ初のサービスレジデンス、開放的なアウトモール型商業施設の導入などを通じ、新たな価値を創出していく。

歩行者デッキ(通り・TRACKS)を中心に人・情報・モノ・コト・地域の新たな交流が生まれ、新たな価値が共創されることで、大井町に居住、往来するすべての人々にとって、楽曲(TRACKS)のように、豊かな生活が実現する街づくりを目指す。2026年3月に開業する予定だ。

<施設構成図>

敷地内には、ホテル・住宅タワー「OIMACHI TRACKS HOTEL & RESIDENCE TOWER」と、オフィスタワー「OIMACHI TRACKS BUSINESS TOWER」の2棟が建つ。

このうち「BUSINESS TOWER」の2階から5階に配置されるシネマコンプレックスには、TOHOシネマズの入居が決定した。一方、「HOTEL & RESIDENCE TOWER」の4階に出店するスパ・サウナは、サウナシュラン全国1位の受賞実績をもつ温浴施設を手掛けるオークランド観光開発の新業態を導入。大井町ならではの壮観なトレインビューを望める。

<アウトモール型の商業施設>

商業施設部分には、歩行者デッキや広場空間に面して1階から5階に約80店舗が出店。アトレが運営する。こだわりのレストランやライフスタイルショップ、心身を充たすウェルネスやエンターテインメントなど、個性あふれるラインアップで賑わいを生み出すという。

■OIMACHI TRACKS
事業主体:東日本旅客鉄道
所在地:東京都品川区広町二丁目および大井一丁目各地内
敷地面積:A-1地区約2万2300m2、A-2地区約7100m2
適用制度:土地区画整理法に基づく、土地区画整理事業/都市計画法に基づく、再開発等促進区を定める地区計画
延床面積:A-1地区約25万m2/A-2地区約9100m2
階数:A-1地区地上26階~地下3階/A-2地区地上2階~地下2階
高さ:A-1地区約115m2、A-2地区約16m
施設概要:A-1地区オフィス約12万4000m2、商業約1万9700m2、ホテル285室、レジデンス272戸、駐車場369台/A-2地区商業約1100m2、駐車場106台
運営会社:(オフィス)JR東日本ビルディング 、(商業)アトレ、(ホテル)日本ホテル、(レジデンス)ジェイアール東日本都市開発
開業予定:2026年3月

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