川崎市/鷺沼駅前地区再開発事業、総事業費880億円

2024年12月10日 13:02 / 店舗

川崎市は11月21日、鷺沼駅前地区再開発事業の進捗状況と公共機能に関する取組の検討結果を発表した。

再開発の総事業費(組合支出総額)は約880億円と算出した。

駅前街区と北街区の2つのエリアを再開発するもので、駅前街区には、商業、市民館・図書館(大ホールを含む)、都市型住宅、業務、駐車場などを設置。

北街区には、区役所、市民館(小ホール)、都市型住宅、駐車場などを設置する計画だ。

<全体配置図>

11月11日に再開発組合の設立を許可し、設計を見直し、2025年度~2031年度に駅前街区工事、2031年度~2035年度に北街区工事を実施し、竣工する計画だ。

駅前街区の敷地面積は約1万1170m2、延床面積約8万3193m2、階数は地下2階・地上32階。北街区の敷地面積は約3680m2、延床面積約2万6123m2、階数は地下2階・地上19階の予定だ。

エリア価値向上する駅まち空間の創出は、線路を挟んだ南北のまちの一体感の醸成等を図るため、組合として駅と再開発事業の連携による回遊性向上・利便性向上に向け検討しており、再開発事業において建設する建物が、隣接する駅敷地の改札に接続することから、組合と鉄道事業者で11月に基本協定を締結し、協議を進めている。

■建物計画
駅前街区
敷地面積:約11,170m2
建築面積:約9,440m2
延床面積:約83,193m2
階数:地下2階、地上32階
建物高さ:約133m
主要用途:商業、市民館・図書館(大ホール含む)、都市型住宅、業務、駐車場等
住宅戸数:約342戸

北街区
敷地面積:約3,680m2
建築面積:約3,150m2
延床面積:約26,123m2
階数:地下2階、地上19階
建物高さ:約89m
主要用途:区役所、市民館(小ホール)、都市型住宅、駐車場等
住宅戸数:約110戸

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