MARK IS 葛飾かなまち/ヨークフーズなど50店舗が今夏オープン
2025年05月20日 11:08 / 店舗
三菱地所、三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャルは5月20日、東京都葛飾区東金町一丁目西地区の再開発事業の街区名称を「クロス金町」、商業施設名称を「MARK IS 葛飾かなまち」に決定したと発表した。
商業施設と自動車教習所を中心とする1期開発は2025年7月中旬、住宅棟・商業棟と公益施設からなる2期開発は2030年11月に完成予定。
店舗面積として全体(2期開発を含む)の約7割にあたる、約50店舗が2025年夏に開業する。
街区名称は「金町駅周辺エリア」と「東京理科大学」、「葛飾にいじゅくみらい公園」の結節点として複数エリアが「クロス」する立地として、まちを活性化させる街区となることを目指し、「クロス金町」とした。
JR金町駅北口の西側に位置する約3.0haのエリアが開発対象となる。
商業施設名称は、葛飾区金町のまちとともに成長し、長く愛され続ける、地域のランドマークでありたいという願いを込めて、三菱地所の基幹商業施設ブランド「MARK IS」を冠したという。
「MARK IS」シリーズとしては静岡、みなとみらい、福岡ももちに続く4施設目となり、東京都内では初出店となる。
「MARK IS 葛飾かなまち」のコンセプトは、「金町プロムナードマーケット」。通りすがりに発見、毎日の買い物にぬくもりを感じる、地元に愛着を育てる地商地消施設を目指す。
地域住民や金町駅利用者を中心とした幅広い世代を対象に、アパレル・生活必需品、生鮮・スイーツといったグルメ店舗など約50店舗がそろう。
1階は食料品&ドラッグストア、2階はデイリーユース、3階はアミューズメント&フードコート、4階は金町自動車教習所で構成する。
49年間の地元で営業されてきた「イトーヨーカドー金町店」は、「ヨークフーズMARK IS葛飾かなまち店」として再オープンする。
計画では、1期工事において、区のまちづくり用地等からなる敷地に低層部(商業施設の一部と自動車教習所)を建設し、先行して営業を開始。
その後、2期工事区域の既存建物の解体工事を行い、高層部(住宅棟)、商業施設・公益施設(商業棟)を建設する。
■計画概要
所在地:東京都葛飾区東金町1-3700(地番)
参加組合員:三菱地所、三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル
敷地面積:2万4755m2
建築延面積:約15万9310m2
建ぺい率:約76%
容積率:約452%
用途:店舗、公益施設、住宅、住宅棟店舗、施設駐車場、自動車教習所、公共駐輪所
規模・構造:鉄骨造地上5階地下1階(1期)、鉄骨造地上4階地下1階(2期)
高さ:商業棟約28m(1期)、商業棟約28m・住宅棟約150m(2期)
着工:2022年10月(1期)、2026年8月(2期)※予定
完成:2025年7月中旬、2030年11月(2期)※予定
<建設予定地>
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