アダストリア／水戸にカフェ・サウナ等の複合施設「niko and… BASE」来春オープン

2025年11月13日 11:58 ／店舗

アンドエスティHDグループのアダストリアは2026年春、茨城県水戸市にサウナ・カフェ・BBQ・ピックルボールを楽しめる複合施設「niko and… BASE（ニコアンドベース）」（茨城県水戸市）をオープンする。

＜施設イメージ＞

創業の地・茨城県水戸市にある千波公園にて、初となる公園事業に取り組む。水戸市が進める「千波公園（黄門像広場周辺地区）拠点整備事業」のPark-PFI（公園の整備を行う民間の事業者を公募し選定する制度）による公募によって、同社が選ばれた。スタイルエディトリアルブランド「niko and…（ニコアンド）」が施設・空間のプロデュースを行う。

同社グループはこれまでも、水戸管弦楽団や水戸芸術館への支援、地元のプロスポーツチーム「茨城ロボッツ」や「水戸ホーリーホック」のスポンサーを務めるなど、創業の地である水戸の発展と活性化に取り組んできた。今回の公園事業では、永きにわたり水戸市民の憩いの場として愛されてきた千波公園が、地域活動のコミュニティを結びつける場として新たに発展することを目指す。

＜事業イメージ＞

コンセプトは「あそんで、たべて、ととのって…」。ブランドとしても初となるサウナを常設するほか、ゆっくりとリラックスできる空間として「niko and … COFFEE（ニコアンドコーヒー）」のカフェラウンジ、手ぶらでも楽しめるバーベキューエリア、ピックルボールや各種イベントでも使用できる多目的コート、ランニングステーションなども用意した。

＜niko and … COFFEE＞

「niko and … BASE」スペシャルデザインの内装を施した「niko and … COFFEE」のカフェラウンジは、木のぬくもりを存分に味わえる内装で、サウナ後の癒し空間としても利用できる。天井も高く、陽の光を浴びながらリラックス可能。飲食メニューは、アルコール類の提供や限定メニューの展開も予定しているという。

＜サウナ施設＞

サウナの運営・施設デザインなどの全体監修は、サウナ業界をけん引するThe Sauna・野田クラクションベベー氏が担当する。

＜サウナ施設内観＞

八溝材で仕上げたサウナ室で木の香りに包まれ、水風呂を設けた外気浴デッキを通して、熱・風・冷・光の流れが「整う」体験を提供するという。

＜サウナ施設内観2＞

素材は木、タイル・金属・グリーンを使用することで、「niko and … 」のクラフト感を活かした温もりある内装を表現。公園をジムと見立て、「公園ジムサウナ」というテーマを掲げながらサウナの監修を行い、ライフスタイルの延長線上にあるサウナの形を提案する。水戸・千波公園というフィールドで運動し、サウナに入って公園でのんびりと過ごすまでを1セットとして体験可能だ。

サウナは男性用・女性用で分かれ、それぞれ十分なスペースがあるため、ゆっくりとくつろぐことができる。ログサウナも完備し、セルフロウリュをすることも可能だという。

また、サウナ内には、湖の周りを走るランナーに向けたランニングステーションとしてロッカーを併設。ランニング後のサウナ利用や、カフェラウンジでゆっくりとくつろぐことが可能となる。

＜多目的コート施設＞

屋外には、アメリカで生まれたラケットスポーツで、老若男女問わず楽しめることから日本でも注目を集めるスポーツ「ピックルボール」のコートを常設した多目的コートも設置。フットサルなどのイベントや、多目的コートとしても活用できる。多目的コート付近には、3on3コートも常設しており、ライトなスポーツを気軽に楽しめる環境だ。

＜公園施設全体イメージ＞

※「niko and … BASE」は画像右側の一部施設