三井不動産／愛知県安城市に「ららぽーと安城」4／18オープン、リアル体験を提供
2025年02月27日 16:03 ／ 店舗
三井不動産は4月18日、愛知県安城市に商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと安城」をオープンする。それに先立ち、2月27日にメディア向けに内覧会を開催した。
＜ららぽーと安城の外観＞
日本最多46台の遊具を備えた全天候型の屋上広場「ルーフトップパーク」や、スポーツイベントなどを開催できるスタジアムコート「SAISONスタジアム」、県内最大の1250席規模のフードコートなどを公開した。
＜三井不動産の上杉友一氏＞
三井不動産で商業施設・スポーツ・エンターテインメント本部リージョナル事業部事業推進グループの統括を務める上杉友一氏は「屋上広場やスタジアムコートによって、買い物だけでなくここでしか味わえないリアルな体験をしてもらい、地域のプラットフォームとして使ってもらいたい」と述べた。
近隣には子育て世帯が多く、ヒアリングをしたところ「周辺に公園は多いが、雨の日に遊ばせる場所がない」との声が寄せられたという。
そこで「雨の日でも楽しめる施設として、屋上広場には日本最大規模の大屋根下空間を設けて、天候を気にせずに遊べる広場とした」（上杉氏）。
また、商圏の特徴については「自動車関連企業が集積しており、人口も増えていて、非常にポテンシャルの高いエリア」（同）。子育て世代が多いことから、ファミリー層をメインターゲットに据える。
来場者は年間1000万人以上を見込んでおり、土日それぞれ約4万人、平日約2万人を想定している。
近隣には「イオンモール岡崎」「イオンモール東浦」などの商業施設があるが、「ららぽーと安城」の商圏は半径10kmを想定しており、イオンモールはどちらもそれ以上の距離であることから、「我々の商圏とは直接バッティングはしないと考えている」（同）とした。
■三井ショッピングパーク ららぽーと安城
所在地：愛知県安城市大東町9-30
開業：2025年4月18日
交通：JR東海道本線「安城」駅徒歩10分／名古屋鉄道西尾線「北安城」駅徒歩14分
敷地面積：約10万5500m2（3万1900坪）
店舗数：215店舗
駐車台数：3500台
営業時間：（物販・フードコート）10時～21時、（レストラン）11時～22時
取材・執筆 比木暁
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