H2O、関西スーパー/資本業務提携、業務提携推進協議会を設置
2016年10月27日 16:00 / 経営
H2Oリテイリングは10月27日、関西スーパーマーケットと資本業務提携した。
関西スーパーが実施する第三者割当増資を51億7120万円で引受け、発行済み株式の10.02%を取得する。払い込みは11月14日の予定。
H2Oリテイリングは関西における生活総合産業の構築を目指し「関西ドミナント化戦略」を実施している。
関西スーパーは、阪神間に65店舗のスーパーマーケットを展開しており、H2Oリテイリングとは事業基盤とするエリアが同じことから両社の親和性は高く、今回の資本業務提携により仕入れ商品に関する取り組み、エリアポイントとして「Sポイント」サービスの関西スーパーへの導入など多くのシナジー効果を生み出せるとの判断に至った。
関西スーパーでは、調達資金をお客目線の店づくりのための改装・出店等を加速させるとともに、新規事業戦略としてベーカリー工場と炊飯工場を建設し、新たな収益基盤の早期確立を目指す。
業務提携の内容は、商品の取扱い、共同仕入れ、「Sポイント」の導入、使用する次世代型レジスターの共同開発、中元・歳暮商品の取扱い。
資本業務提携の一環として、相互に人材交流や共同研修等を行うことの検討や本業務提携を確実かつ効率的に推進することを目的として業務提携推進協議会を設置する。
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