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ラオックス/中期経営計画の目標を大幅引き下げ

ラオックスは10月27日、2015年2月に発表した中期経営計画(2015~2017年度)を修正した。

2017年12月期の売上高は1500億円を900億円に、営業利益は120億円を27億円と、大幅に引き下げた。

<数値目標の修正>
数値目標の修正

主要顧客であるインバンド客の行動様式の変化を受けたもので、同社は、「モノ消費からコト消費への急速な変化があり、爆買いに象徴されるショッピング一辺倒の訪日動機から、ショッピング以外の体験型消費への移行した」と分析している。

平均購買単価の下落し、レジ通過数が減少している。

個人旅行(FIT) が増加し、訪日中国人客のうちFIT比率でみると、2014年は38%だったが、2015年は57%へ拡大した。2016年上半期では63%まで上昇した。

個人旅行が増えたことで、購入商品が多様化し、接客力がより問われることになった。

第2次中期経営計画発表時の2015年2月12日時点では1ドル120.20円、人民元19.20円だったが、2016年6月30日時点では、1ドル102.91円、人民元15.46円と急速に円高が進行した。

そのため、いわゆる贅沢品や高額商品の購買意欲鈍化し、平均購買単価が下落した。

中国税制が変化し、関税が上昇とチェック機能が強化され、まとめ買いが激減し、平均単価の下落につながった。

一方で、日本のインバウンドは今後も継続して成長する見込みで、日本政府の構想では、訪日外国人旅行者数は2020年に4000万人、2030年に6000万人を目標としている。

今後、店舗の整理を実施し、団体主体店舗とFIT中心店舗と店舗コンセプトの明確化を図る。エリア特色を強化するため、地域メーカーと密着し、地域限定品の品ぞろえを強化する。

新たに、体験型のコト消費事業へ進出し、複合施設運営を皮切りに、飲食、エンターテイメント、不動産などを手掛ける。

メイドインジャパンのMDを強化するため、日本のカルチャー、ファッションという視点から商品カテゴリーの幅を拡大する。

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