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三菱商事/北陸スーパーと資本・業務提携

2016年11月12日 07:22 / 経営

三菱商事は11月11日、富山県を中心に北陸地域で食品スーパーマーケット事業を展開するアルビスと包括的業務提携と資本提携の協議開始に関する契約を締結した。

アルビスは1968年に富山県射水市で食品スーパーマーケット向け卸売事業会社として創業、事業を北陸三県に拡大する事で、現在54店を展開する北陸地域で最大手の食品スーパーマーケットとなっている。

三菱商事の関連会社であるロイヤリティマーケティングが運営する共通ポイントプログラムPontaを導入し、ポイントプログラムによる提携店舗網を拡充して北陸地域において圧倒的な提携店舗ネットワークを構築するほか、独自決済サービスを導入するなど顧客利便性を高める。

食品リテイル分野、新市場分野、顧客サービス分野、商品調達・開発協力・物流基盤強化などの連携を検討する。

包括的業務提携契約に基づく諸施策の実現を加速し、双方の戦略共有を深化させる事を目的として、三菱商事のアルビスへの出資比率の引き上げについて、今後協議を開始する。

今後、三菱商事グループのコンビニエンスストアやスーパーマーケット、他地域の有力食品スーパーや他業態との連携も視野に入れて、富山を中心とした北陸地域の事業基盤を更に盤石なものとしつつ、更なる事業拡大、企業価値向上を目指す。

■アルビスの概要(2016年3月31日現在)
所在地:富山県射水市流通センター水戸田3-4
代表者:代表取締役 社長 大森 実
事業内容:食品小売業
資本金:2,896,091,724円

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