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阪神電鉄/簡易型ホテル事業に参入

2017年01月19日 12:35 / 経営

阪神電気鉄道は今秋を目途に、簡易型ホテル事業に参入し、大阪市福島区の阪神本線福島駅から徒歩約1分の立地に第1号となる直営のホテル「ファーストキャビン阪神西梅田(仮称)」を開業する。

<ファーストキャビン阪神西梅田(仮称)>
ファーストキャビン阪神西梅田(仮称)

簡易型ホテル事業への参画では、全国で8施設を展開しているファーストキャビンと提携して実施するもので、国内外から関西へ訪れる観光客が増加する中、大阪を中心として、現在課題となっている宿泊施設の不足に対応する。

今回、新たに開業するホテルは、「URBAN RETREAT(都市の隠れ家)」をコンセプトとし、「ファーストキャビン」ブランドとしては、大阪キタで初の出店となる。

既存の「ファーストキャビン」施設同様、男女別専用のエリア(1階は女性専用フロア、2階は男性専用フロア)を設けることで、女性客も気軽に利用できる。

そのほか、夜間はバーとなるカフェも併設するなど、よりデザイン性の高い、スタイリッシュでラグジュアリーな空間づくりを目指し、若年層を中心として、ビジネス客だけでなく、観光客の利用も見込んでいる。

今後は、事業拡大に向け、他社物件も含めた駐車場やビルなどの施設を活用しながら、沿線内外での多施設展開を図る予定だ。

施設概要
所在地:大阪市福島区福島5-41-4(地番)
延床面積:約1500m2
客室数:全室シングル147室(女性用55室、男性用92室)
ファーストクラスキャビン(幅2.1m×奥行2.1m×高さ2.1m)43室
ビジネスクラスキャビン(幅1.2m×奥行2.1m×高さ2.1m)104室

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