イオン/フジの筆頭株主に
2019年01月16日 17:30 / 経営
フジは1月16日、筆頭株主の異動を発表した。
同日、イオンから、同日付でフジの株主から普通株式合計1,451,900株を譲受けた旨の報告を受けたもの。
2018年10月に発表したイオンとフジの業務提携に基づくもので、イオンは、ヨンドシーホールディングスの連結子会社のアスティから、2月28日付で、3,637,300株の普通株式を取得する予定だ。
普通株式の異動により、アスティの持株比率は20.87%から11.35%となり、アスティはフジの筆頭株主から第2位の株主となる。
イオンが譲受けた普通株式合計1,451,900株に、2月28日にイオンがアスティから譲受ける予定の3,637,300株を合計すると、イオンの持株比率は13.31%となり、フジの筆頭株主となる。
アスティからの株式の取得額は77億2562万5200円だった。
資本業務提携では、2019年2月末を目途にイオンは約130億円でフジ株式の15%を取得し、フジを持分法適用会社とすることで、役員も派遣する予定だった。
イオンの持株比率は13.31%にとどまるが、今後、株式を買い増す予定はない。役員を派遣することによって、フジを持分法適用会社にする予定だ。
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