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オリオンビール/野村、カーライルが株式を公開買い付け

野村キャピタル・パートナーズ(NCAP)とカーライル・グループは1月23日、オリオンビールの普通株式を公開買い付けにより取得すると発表した。

NCAPとカーライルが出資するオーシャン・ホールディングスを通じて、1株につき7万9200円で、65万8504株を取得する予定だ。

オリオンビールは、本土復帰前の1957年5月18日に設立された。現在、グループは、オリオンビールと子会社8社、関連会社3社で構成されており、酒類・清涼飲料の製造・仕入販売、ホテルの経営、ゴルフ場の経営を主な事業内容としている。

保有資産の有効活用を図るべく、不動産の取得・売却・賃貸などの投資事業にも注力している。

主たる事業内容のうち酒類・清涼飲料事業は、主として沖縄県内において、「オリオン」ブランドのビール、発泡酒、新ジャンル(ビール類)の樽・びん・缶を販売している。

2002年にはアサヒビールと包括的業務提携関係を構築し、沖縄県内においては、同社から製造販売ライセンスを受けて対象者の名護工場で製造する「アサヒスーパードライ」や同社から仕入れるビール類、その他の総合酒類の販売を開始した。

沖縄県外では、同社を通じた「オリオン」ブランドのビールの販売を拡大してきた。

近年は、台湾、米国、香港などの海外市場においても「オリオン」ブランドのビールを販売している。

ホテル事業では、1972年開業のホテルロイヤルオリオン(シティホテル)に加え、2014年にはホテルオリオンモトブリゾート&スパ(リゾートホテル)を開業し、各ホテルの土地建物を保有して運営を行っている。

ゴルフ場事業については、オリオン嵐山ゴルフ倶楽部を運営している。

本公開買付けは、いわゆるマネジメント・バイアウト(MBO)の一環として、公開買付者による対象者の完全子会社化を目的として行うもの。

オリオンビールの代表取締役会長である嘉手苅義男氏は、本公開買付けを含む一連の取引を実行後に、公開買付者に対して出資を行うことを予定している。

MBO後の経営は、対象者の現経営陣を中心としながら、外部の人材による補強を行うことで、持続的な成長を可能とする次世代の経営体制構築を支援するという。

アサヒビールは、NCAP ファンド、カーライル・ファンド、公開買付者との間で、2019年1月22日付で本引受契約を締結し、アサヒビールが、本取引の実行後、公開買付者に対してその発行済株式総数の 10%程度に相当する出資を行うことを合意している。

今回の出資にあたって、アサヒビールは、NCAPファンドとカーライル・ファンドとの間で、2019年1月22日付で本株主間契約(アサヒビール)を締結した。

本取引後、アサヒビールにおいてオリオンビールの取締役1人を指名する権利を有すること、アサヒビールとオリオンビールの間における本株主間契約(アサヒビール)締結日以前からの業務提携関係を継続させるとともに、オリオンビールの企業価値向上のための業務提携関係の更なる強化に向けて誠実に協議すること等について合意しているという。

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