ファミリーマート/墨田区で交通安全・詐欺啓発「地域交流会」開催
2019年12月13日 16:20 / 経営
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ファミリーマートは12月13日、警察・自治体と連携した地域交流会「ファミマ・サークル」を東京都墨田区の「鐘ヶ淵駅前店」で開催した。
「ファミマ・サークル」は、少子高齢化・小世帯化が進行する中、特殊詐欺(オレオレ詐欺など)の被害防止、高齢者の運転免許自主返納が社会問題化している状況を受け、ファミリーマート店舗のイートインスペースが、地域のコミュニケーションの場となり、地域の安心・安全・活性化につなげていくことを目的に、企画したもの。
開催に先立ち、東京都2店と愛知県1店でトライアルを行い、参加者や警察・自治体の声をもとに、プログラム内容を決定した。今回は、警察から傘をさしたままの自転車の運転など交通安全、運転免許の自主返納、オレオレ詐欺、還付金詐欺など特殊詐欺の事例を紹介し、参加者とその周辺への注意を呼び掛けた。
ファミリーマートは、「今回地域包括支援センターと連携し、参加者を募集。地域の実情に合わせ、免許返納や交通安全、詐欺被害への啓発を行っていく。センター側からも、架空請求などの悪質商法への注意を喚起したいと逆提案ももらった。今後、2020年2月までに都内7店で開催する」と話した。
警察からは、向島警察署管内で特殊詐欺の被害が1年で27件、被害額1億円となっており、特に家族をかたった電話には気を付けるよう、留守番電話の活用を呼び掛けた。
参加者は、「銀行のふりをして、株の購入を持ち掛けられた」「法務省をかたって、訴訟の通知のはがきがきた」「テレビ局を名乗って、名前、住所を聞かれた」など互いの被害にあいそうになった情報を交換し、なごやかに語り合った。
免許返納者には、イベント参加者限定で開催店舗で使用できる割引券(1000円分)をプレゼント。1回200円分使うことができ、割引券の使用にあたっては、免許返納後に発行可能な証明書の提示が必要となっている。
■ファミマサークル
対象者:年齢の指定なし
参加人数:1回約10名
参加料金:無料
プログラム:オリエンテーション、警察・自治体担当者様の説明、質疑応答、懇談
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