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ゼビオ/同業の「シラトリグループ」と業務提携

2019年12月19日 11:00 / 経営

ゼビオは12月17日、子会社であるヴィクトリアとシラトリ、シラトリテクノ、スポーピアシラトリ(シラトリグループ)との間で、業務提携に係る基本合意書を締結したと発表した。

<シラトリの通販サイト>
シラトリの通販サイト

業務提携により、シラトリが保有するシラトリグループの商品仕入専門会社であるスポーピアシラトリの発行済全株式をゼビオグループが指定する会社が1000万円で譲受する。

ゼビオグループからシラトリグループへ執行役員を1人派遣するとともに、ヴィクトリアはシラトリグループから執行役員を1人受け入れる予定だ。シラトリグループは、原則として、ゼビオグループを経由して商品を調達する。

シラトリグループは、「余暇を楽しむ」をキーワードに「社会に健康雑貨をサービスする」「健康雑貨企業」として、スポーツのみにとどまらず、情報交差点としてのShopのあり方を追求し、静岡と神奈川において、スポーツ用品店10店と、FCのTSUTAYA 2店を展開する。

グループは創業当初、紳士服小売としてその歩みをスタートさせた。時代の変化とともに、カジュアル衣料、スポーツ用品へと業態を転換し、「ヴィクトリア」「ゴルフパートナー」「タケダスポーツ」などをグループに招き入れ、持続的な成長を遂げてきた。

現在、ゼビオグループは、国内外に853店(2019年9月30日現在)を展開。それぞれの地域特性に合わせたマーチャンダイジングを実現し、地域に根づき愛される店舗づくりを行っていくことがオンリーワン企業を目指すゼビオグループの役割であると考えている。

両グループの企業理念や事業運営の基本方針において親和性が高く、双方の競争優位性を活用して協業していくことが企業価値向上に資するものと判断し、業務提携に関する基本合意書を締結した。

業務提携により、ゼビオグループは、首都圏戦略の一翼の担い手として、静岡県および神奈川県内において、専門性の高い品ぞろえと知識により、顧客満足を追求し続け、ドミナント化を進めて来た、シラトリグループとの協業を進める。

グループが掲げる地域特性に合わせたマーチャンダイジングにより、シラトリグループが創業以来推進している地域に根ざした企業文化やノウハウを継続してサポートするという。

2019年5月期のスポーツピアシラトリの決算は、売上高21億6600万円、営業利益4900万円、経常利益4900万円、当期利益3100万円だった。

■シラトリ オンラインショップ
https://www.spopia-shiratori.co.jp/

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