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丸井、住友林業/業務提携、商業施設プランニングなどで協業

2019年05月10日 16:40 / 経営

丸井グループと住友林業は5月9日、業務提携すると発表した。

<丸井グループと住友林業>
丸井グループと住友林業

丸井グループの完全子会社であるエイムクリエイツ株式の40%を住友林業に譲渡することで合意し、両社グループの各事業での協業に向けて業務提携契約を締結した。

両社の協業により、商業施設などで地域特性やコンセプトに沿った空間を総合的にプロデュースし、付加価値を高めた施設を生み出す空間プロデュース事業において、住友林業グループの強みである建築の設計・施工のノウハウや資材調達力と、エイムクリエイツの商業施設のプランニングや内装デザイン・施工等のノウハウを組み合わせ、施設建築を一貫して手掛けることが可能なる。

住友林業はエイムクリエイツのノウハウを活用することにより商業施設や保育・介護施設といった非住宅建築分野の強化を図り、エイムクリエイツは住友林業が手がける施設の内装工事受注等による業績拡大を目指す。

住友林業グループが管理する賃貸不動産において、丸井グループの子会社であるエポスカードの家賃保証サービスを拡充していくとともに、あわせて、企業提携カードの発行を含め、お客の利便性やマーケティングに資する取り組みも検討する。

丸井グループは事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目標とするRE100に加盟しており、一方、住友林業グループは国内4カ所で木質バイオマス発電事業に取り組んでいる。

両社ともに地球環境への貢献の観点から再生可能エネルギー分野に注力する方針だ。今後、再生可能エネルギー分野での両社の協業を多角的に検討する。

そのほか、丸井グループのフィンテック事業と、住友林業グループの住宅・建築事業や木材建材事業、資源環境事業など、両社のシナジーが見込める分野について検討する。

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