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マックスバリュ西日本/V字回復目指す機構改革「営業担当」新設

2020年02月27日 14:30 / 経営

マックスバリュ西日本は2月26日、機構改革を実施した。2020年度の政策である「基本の徹底」を他が真似をできないくらいに徹底してやり抜き、顧客本位の売場を実現させ、V字回復させるための重点施策を確実に実行し、結果を出す組織に変更するもの。

営業担当を新設し、その組織下にマックスバリュ事業及びザ・ビッグ事業を配置した。マックスバリュ事業は、マックスバリュ営業本部(マックスバリュ販売本部から改称)、商品本部、営業企画統括部(営業企画本部から改称)で構成する。

同日付で、塩冶雅洋常務取締役マックスバリュ事業本部長が、常務取締役営業担当に就いた。

■マックスバリュは21エリアから14エリア体制に再編

マックスバリュ営業本部組織下には現行の4営業部(販売部から改称)、営業部組織下には現行の21エリア体制から14エリア体制に再編し、買物しやすい環境・店舗づくりを、他が真似をできないくらいに徹底してやり抜き、顧客視点に立った商品を売り込む売場、「数」を売るためのオペレーション改革に取り組む。

商品本部は、顧客視点に立った「売れる商品」を提案することを使命とし、生鮮の商品力強化、独自性のある商品開発、志向変化に対応したMDに集中して取り組む。

商品本部組織下に生鮮デリカ統括部と、デイリー商品部、ノンフーズ商品部を統合したグロサリー・リカー・ノンフーズ商品部を配置し、ロジスティクス部を新設。生鮮デリカ統括部組織下には、農産商品部、水産商 品部、畜産商品部、デリカ商品部を配置した。

営業企画統括部組織下に販売促進部、営業企画部、移動販売推進部(ノンストア販売部から改称)を配置する。販売促進部は、店舗の販売促進、メディア販促の企画と遂行、売上・客数の管理監督を行う。

営業企画部組織下には、ストアオペレーショングループと新店活性化推進グループを配置。ストアオペレーショングループには、発展的解消する業務改善部機能を移管し、店舗のオペレーション改善、人的効率向上を企画・遂行、チェッカーと後方の教育訓練を遂行する。また、2020年度の政策である「職場の改善行動」の推進事務局として、活力ある組織風土の醸成に取り組む。

新店活性化推進グループは、マックスバリュ事業の新店と活性化を営業部、商品部などと調整して具現化するとともに、新店・活性化店舗の進捗管理をする。また、モデルを確立・水平展開していくことで、店舗収 益改善に向けた具体的な改善提案を行う。

■ザ・ビッグ事業は営業統括部と商品統括部で構成

ザ・ビッグ事業は、ザ・ビッグ営業統括部(ザ・ビッグ販売本部から改称)、ザ・ビ ッグ商品統括部(ザ・ビッグ商品本部から改称)で構成する。

ザ・ビッグ営業統括部組織下には、5営業部(販売部から改称)とザ・ビッグ営業企画部を配置する。5営業部は、買物しやすい環境・店舗づくりを、他が真似をできないくらいに徹底してやり抜き、顧客視点に立った商品を売り込む売場、「数」を売るためのオペレーション改善に取り組む。

ザ・ビッグ営業企画部は、販売促進機能、新店・活性化推進機能を持ち、店舗の販売促進、メディア販促の企画と遂行、売上・客数の管理監督、ザ・ビッグ事業の新店と活性化を営業部、商品部などと調整して具現化するとともに、新店・活性化店舗の進捗管理をする。また、モデルを確立・水平展開していくことで、店舗収益改善に向けた具体的な改善提案を行う。

ザ・ビッグ商品統括部は、顧客視点に立った「売れる商品」を提案することを使命とし、生鮮の商品力強化、独自性のある商品開発、志向変化に対応したMDに集中して取り組む。ザ・ビッグ商品統括部組織下には、現行の生鮮デリカ商品部、グロサリー・リカー・デイリー商品部、ノンフーズ商品部、スーパーバイザーグループ、商品企画グループを配置する。

スーパーバイザーグループは、営業統括部が取り組む「売場基準」 の実現に向け、店舗従業員の OJT教育、商品化や売場出来映え向上に向けた技術指導をする。

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