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総合スーパー/1月はイオン、イトーヨーカドー前年割れもユニー増収

月次/2020年02月27日

流通ニュースがまとめた主要総合スーパー13社の月次営業情報によると、既存店売上高は、イオンリテール1.4%減、イトーヨーカ堂4.3%減、ドン・キホーテ0.8%減、イズミ1.9%減、平和堂3.1%減など、10社が前年割れとなった。

一方で、ユニー0.8%増、イオン九州1.1%増、ミスターマックス2.9%増と3社は増収となった。ユニーは住居関連品、食品が好調で、ミスターマックスは、販促セールが功を奏した。

<GMSイメージカット>
GMSイメージカット

■イオンリテール(2019年2月期:売上高2兆1854億円)
既存店1.4%減、全店0.9%減

■イトーヨーカ堂(2019年2月期:売上高1兆2361億円)
既存店商品売上高4.3%減、客数4.1%減、客単価0.1%減
全店総売上計6.7%減、うち商品売上8.3%減、テナント他3.1%減

■ドン・キホーテ(2019年6月期:売上高1兆3289億円)
既存店売上高0.8%減、客数1.6%減、客単価0.9%増、対象店舗数313店(土日休日増減なし)

全店売上高0.9%増、家電製品5.7%減、日用雑貨品2.6%増、食品3.2%増、時計・ファッション用品1.7%減、スポーツ・レジャー用品1.5%増、その他4.2%増
総店舗数327店

1月は全国的に記録的な高気温となったが、一方で、曇りや雨などぐずついた天気が続いたことから降水量が多くなり、下旬は暴風雨など荒天となる地域もあった。

国内消費は、正月休暇が前年と比べて1日少なかったことが来店客数に、さらに高気温は季節商品の販売に、それぞれ悪影響を及ぼしたが、好調な生活必需品需要がカバーした。

新型肺炎の報道が始まった下旬以降は、マスクなどのニーズが急速に高まった。インバウンド消費は、春節効果もあって中国やASEANからの訪日客数が増加し、免税売上高は前年超えとなった。

家電製品は、気温が高かったことで暖房器具は苦戦した一方、ドライヤーなどの理美容家電や、ワイヤレスヘッドホンが伸長した。日用雑貨品は、マスクや消毒ジェルなどの衛生用品に対するニーズが急上昇した。スタイリング剤などのヘアケア用品や歯磨き粉などのオーラルケア用品を含む日用消耗品が好調だった。

食品は、牛乳や冷凍食品などの日配品や、ウィスキーなどの酒類がけん引役となった。加工食品は珍味や米類、ドリンク類が高い伸び率を記録した。

時計・ファッションは、タバコやカバン類が堅調となった。さらに、雨天日が多かったことで、レインコートやビニール傘などの雨具が貢献した。  スポーツ・レジャー用品は、カー用品は軟調となった半面、お年玉需要を反映した玩具類は順調に売上高を伸ばした。

■イズミ(2019年2月期:売上高7321億円)
既存店売上高1.9%減、全店売上高0.3%増

■ユニー(2019年2月期:売上高6058億円)
既存店(156店)売上高0.8%増、客数0.6%増、客単価0.1%増
衣料品0.9%減、住居関連品3.4%増、食品0.7%増(土日休日増減なし)
全店(162店)売上高14.2%減

1月度は、初売期間1日減や、暖冬による季節商品のマイナス影響があったものの、住居関連品、食品は好調に推移した。

衣料品は、暖冬の影響で、ニット、手袋などの防寒衣料が苦戦する一方、長袖シャツやベルトなどの男性向けビジネス衣料や、スニーカーなどの靴類が伸長した。

住居関連品は、フライパンや鍋などの台所用品やドライヤーなどの美容家電が好調だったほか、月後半は新型肺炎の影響で、マスクや消毒・除菌関連商品が売上に大きく貢献した。

食品は、相場安の影響で野菜や果物が軟調となった半面、鮮魚、精肉などが伸長した。レトルト食品や菓子などの加工食品が寄与した。

なお、ユニーは、決算期を2月期から6月期に変更した。PPIHの100%子会社UDリテールは、1月度のダブルネーム業態店はなく、店舗数は29店だった。

■平和堂(2019年2月期:売上高4376億円)
既存店売上高3.1%減、全店売上高2.0%減

■イズミヤ(2018年3月期:売上高2330億円)
既存店9.3%減、全店8.9%減

■イオン九州(2019年2月期:売上高2243億円)
会社計 既存店1.1%増、全店0.3%減
総合小売 既存店1.1%増、全店0.4%減
ホームセンター 既存店1.7%増、全店2.2%減
その他 既存店1.1%減、全店11.1%増

■サンエー(2019年2月期:売上高1898億円)
既存店2.0%減、総合店3.3%増

■イオン北海道(2019年2月期:売上高1857億円)
企業計 既存店0.1%減、全店0.0%
衣料 既存店1.2%減、全店1.2%減
食品 既存店0.2%増、全店0.3%増
住居 既存店0.0%、全店0.0%

■ミスターマックス(2019年2月期:売上高1185億円)
既存店売上高2.9%増、客数1.1%増
全店売上高2.3%増、客数1.2%増

1月は、圧倒的な低価格商品を集中販売する「日本一キャンペーン」などの販促セールが好評だった。客数が増え、特に日配や酒などの食品や、洗剤やペット用品などの日用消耗品の売上が好調となった。また、4K放送の普及にともない、4K対応テレビやレコーダーなどのデジタル家電も売上を伸ばした。

■オリンピック(2019年2月期:売上高1029億円)
既存店売上高・フード事業2.4%減の42億4200万円、ハイパー事業8.3%減の28億6000万円
全店売上高・フード事業4.5%減の42億4200万円、ハイパー事業7.9%減の29億2800万円

既存店客数・フード事業4.2%減の257万4000人、ハイパー事業8.1%減の125万5000人
全店客数・フード事業7.5%減の257万4000人、ハイパー事業7.7%減の127万3000人

既存店客単価・フード事業1.9%増の1648円、ハイパー事業0.2%減の2280円
全店客単価・フード事業3.2%増の1648円、ハイパー事業0.2%減の2300円

■PLANT(2018年9月期:売上高888億円)
既存店売上高5.9%減、客数4.8%減、客単価1.2%減
全店売上高1.9%増、客数3.2%増、客単価1.2%減

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